【感想】NPOという生き方

島田恒 / PHP新書
(18件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • ケンシ

    ケンシ

    様々な議論を引用したり、自らの経験を活かして、NPOという生き方について述べられており、学びがありました。
    少々、議論が雑に感じられるところもあるのが人によっては気になるかもしれないません。

    投稿日:2022.01.27

  • minuan_m

    minuan_m

    NPOに興味があった。
    ふと考えてみれば、どんなに技術やサービスを
    謳う企業も、営利なくしては続かない世の中。
    そんな中で「非営利」を掲げるとは、
    どんな団体なんだろう、ということが
    最初は疑問だった。
    でも読み始めると、ここには「団体」として
    存続することの真の意味が書かれていることに
    気づいた。

    NPOのみならず、会社、その他団体についても
    考えを深められる。特に日本的な経営と、
    その長所・短所についての記述は、
    自分自身の属するさまざまな「団体」の本質について、
    再考させられる。
    続きを読む

    投稿日:2019.10.08

  • 関根雅泰

    関根雅泰

    ・日本的経営の本質は、会社が経済的機能を超えて、共同生活体としての
     機能をもっているところにある。

    ・寄付を得るための基本は、ミッションを明確にし、それが成果を生んで
     いるかという事実。

    ・NPOは市場的競争に疎いことが共通する失敗の原因。
      ミッションの形骸化や世俗化が生じる。
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    投稿日:2017.05.06

  • bnbn758

    bnbn758

    NPOとは何かを、社会論、人生哲学から説く結構固い本。
    企業でもNPOでも公的機関でも〝ミッション”がいかに大切かを論じ、現代社会の限界からNPOへの期待を書いている。

    結構固い本であることは出てくる引用著書や著者名からも分かる。
    ドラッカー(経営論)
    テンニエス「ゲマインシャフトとゲゼルシャフト」
    バーナード(近代管理論)
    フロム「自由からの逃走」
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    投稿日:2017.05.05

  • kewpie00

    kewpie00

    日本の歴史的背景から形成された、日本社会、日本人の特性の解説かnpoを位置づけてある概念的な解説書。実務向きではないが、政府セクター、営利セクターに限界を感じて社会セクターに関心を持った自分にはしっくりきた。npoについての解説そのものは多くないが、哲学やビジネスの古典から、自身の日本論を展開しているところが面白い。人間の生きる目的は考えることで、それを現代人はできていない人が多いというのは心に残った。続きを読む

    投稿日:2014.08.01

  • masue

    masue

    NPOを中心に据えた、日本の社会構造の変化やこれからの生き方・働き方に関する本。仕事と余暇の関係など、哲学・思想のお話もちらほら、かなり広く浅くいろんな話が出てくる。

    本書の中ではNPOの基本は"mission based management"、企業はただただ利益を追求するとあるけど、企業でもCSR経営や地域貢献を理念に掲げるところは増えているし、理念が先か利益が先か、卵とニワトリの関係みたいになってきてるんじゃないかなぁと思った。

    分かり易いし読みやすい、NPOだけでなく日本的経営の概略について知りたい人にとっても良い本です。
    続きを読む

    投稿日:2014.07.25

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