【感想】反脆弱性[上]――不確実な世界を生き延びる唯一の考え方

ナシーム・ニコラス・タレブ, 望月衛, 千葉敏生 / ダイヤモンド社
(38件のレビュー)

総合評価:

平均 3.8
9
10
8
2
1

ブクログレビュー

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  • Paddyfield

    Paddyfield

    非常に本質的なものとして
    利益に上限があり、損失が無限に欠けるのではなく
    損失は限定でも、利益の可能性は無限にベットする
    これがこの本の本質ではないか
    金持ちはこれを実行しているのであろう

    投稿日:2024.04.15

  • rafmon

    rafmon

    言いたい事は、分かる気もするが。

    一つ抽象概念を打ち立て、これも当てはまる、こんな良い事がある、という創作本であり、こじ付けにも見えるので取り留めがない。「反脆弱性」という概念だが、ホルミシス反応とか、具体例でいうと、恐らくワクチン反応みたいな事だろうし、失敗は成功のもと、とか。他にも、心的外傷後成長、雑音が集中力を高めると言うような過剰補償、一定限度までであればストレスがプラスに働く効果とか。骨は一時的なストレスがかかると密度が高くなる。

    そういう作用はあるだろうが、それらを抽象化させて反脆さ、と言われても。当てはまらない例も無数にあるが、それを無視してはあまり論理的な話ではないし、何だか一方的で気になって素直に読めない。読みながら、だから何?と、本当にそう?と、いや、じゃあこういう場合は?が頭に浮かぶ。頑健さだって必要なのだから。

    また、反脆さなど言わなくても、脆性には靭性という対義語があって、それを打たれ強さとして理解して不確実性に立ち向かっても良いだろう。ならば、結局は、言葉遊びかな、と。
    下巻も読んでみよう。
    続きを読む

    投稿日:2023.12.15

  • さっちゃん

    さっちゃん

    https://scrapbox.io/ne-sachirou/Nassim_Nicholas_Taleb%E3%80%8C%E5%8F%8D%E8%84%86%E5%BC%B1%E6%80%A7%E2%80%94%E2%80%94%E4%B8%8D%E7%A2%BA%E5%AE%9F%E3%81%AA%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%82%92%E7%94%9F%E3%81%8D%E5%BB%B6%E3%81%B3%E3%82%8B%E5%94%AF%E4%B8%80%E3%81%AE%E8%80%83%E3%81%88%E6%96%B9%E3%80%8D2012続きを読む

    投稿日:2023.08.20

  • ゆうと

    ゆうと

    antifragile(反脆い)という新概念をものすごく丁寧に、体に染み込ませるように教えてくれる1冊。冗長と感じる人もいるかもしれないが、好きなところだけ読めばいいのではないかと思う。

    投稿日:2023.05.11

  • モラリス

    モラリス

    日経新聞2017826掲載 評者:小関広洋(上武大学国際ビジネス学科教授,会計学)
    日経新聞202324掲載 評者:藤野英人(レオス・キャピタルワークス会長兼社長,最高投資責任者,東京理科大学上席特任教授,早稲田大学政治経済学部非常勤講師,叡啓大学客員教授,)続きを読む

    投稿日:2023.02.07

  • Masaya

    Masaya

    「なんでも強くしすぎると想定より強い外力に対しては無力。ある程度の弾力が必要だ。」とのメッセージ。
    色々なエピソードを交えながら書かれているが長すぎると思う。

    投稿日:2022.08.27

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