【感想】老子の教え あるがままに生きる

安冨歩 / ディスカヴァー・トゥエンティワン
(9件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • めんつゆ

    めんつゆ

    このレビューはネタバレを含みます

    真理に触れる道理にかなった言葉を聞いたときの反応で、その人がどれほどの人物か評価できる。

    優れた人は務めて実践しようとする。
    普通の人は半信半疑である。
    劣った人は大笑いする。そういう人に笑われない
    ようであれば、道理にかなった言葉だと言えない。

    隠れていて名付けられようのない道に従うことで初めて何ごとも善くはじまり、善く成長する

     


    自分には理解できない、腑に落ちない箇所も
    多々あり難しかった。
    歳を重ねた後また読んでみたい。

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    投稿日:2021.03.27

  • NAMI

    NAMI

    1.昔の時代の人の書籍を読み漁っているのでたまたま目についたから

    2.老子と呼ばれる人は個人名ではなく、卓越した人のことを指しており、中国ではその呼び名が現在にまで影響を及ぼしています。本書では老子からみた世界と人間に対しての本質を説いています。愚かな人間と豊かな人間は何が違うのか、国はなぜ安定しないのか、今現代で起こっている問題は昔から何ら変わっていません。歴史は繰り返されるということも伝えたいのではないかと思います。ならば、かつての歴史はどのように解決してきたのかを学ぶことが本書の意義ではないかと感じます。

    3.悲しいかな。歴史は残念ながら繰り返されるのが人間の性ではないかと思います。安定しない政治、治らない戦争、いっこうに縮まらない貧富の差、どれをとっても昔からずっと抱えている問題です。なぜ、変われないのか、答えは「それを望む人がいるから」だと考えてます。戦争は経済活動でしかないし、富を求めるなら誰かから搾取するしかありません。
    自分はこのような本を読んだ時は「いつも結局そこなんだよな」って落ち着いてしまうので、諦めて終わってしまいます。ですので、自分でできる範囲を救うということを決めて生活するしかないなと思いました。
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    投稿日:2021.03.07

  • Mayu Sato

    Mayu Sato

    深かった。何を言っているのか分からないところもある。けれど、すごく「面白い」と感じ、どんどん読み進めたくなる本だった。心が綺麗になり、欲望が少なくなると感じる本だった。
    これが2000年以上前に書かれたものとは、、。

    人間の真理は、いつまでも変わらないのかもしれない。

    柔らかく生きよう、欲深くなく生きよう、自分が偉いと錯覚しないように生きよう、周りを見下さないように生きよう、足るを知れる自分でいよう、と思えた。

    「分かったつもりにならない」
    「執着しない」
    肝に銘じたい。
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    投稿日:2020.12.18

  • ざどだぞ

    ざどだぞ

    老子の意訳
    手っ取り早く老子を読みたかった。
    その目的は達したが、もっと読み込みたくなった。
    順番が変わっているのはなんでだろう?

    論語も読みたい。

    投稿日:2020.10.26

  • ぺろやま

    ぺろやま

    なかなか壮大なことが書いてあるので、後半は軽く読みました。
    こんな風に達観することは難しいけど、よく生きるには感性を豊にすればよいというのは好きなことばになりました。

    投稿日:2020.10.09

  • 板橋区民

    板橋区民

    自然体で生きよ、との教えは決して間違っていないが、個人的には共感も実践もできそうにない。
    何ら大志を抱かず、無為に生きると言うのは人類にとって後退ではないか?
    最後までこの印象が覆ることはなかった。

    投稿日:2020.02.14

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