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野梨原花南, 鈴木次郎 / 集英社コバルト文庫 (2件のレビュー)
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しゅん
よかったり悪かったりする魔女第3弾。 今回は怪しげな王族に囚われたヒロインを助けに行くというまさに王道なストーリー。 相変わらず話の中心は”囚われたヒロイン”であるマダー。 マダーを助けるために皆が…がんばります。 その一方で、大分活躍の場を増やしているのがピーター。 顔を真っ赤にして、小さな声で、 「・・・あのときは悪かったな」 ポムグラさんでなくても可愛いと思ってしまうw 明らかにポムグラニットを意識しており、しかし相手にされていなく。 応援したくなるわー。 そんなポムグラさん。 今回はっきりと自分のスタンスを語っております。 「変じゃないもんー。っていうか、いいとか悪いとか、やってることはあまり変わんないのにくっきり区切ってる方が変だもんー。」 「いいとか、悪いとか、便宜上にしろきっぱり分けるんじゃなくて・・・・・・」 「・・・・・・堂々と、はじめっから、よかったり悪かったりする魔女って名乗っとくって、すごくいいと思うんだよ」 周りにどう思われようと、壁にぶち当たろうと、自分のスタンスを曲げずにやりたいことを貫くポムグラニット。 憧れます。続きを読む
投稿日:2013.02.16
月居遥
これまで「伯爵の末娘」⇒「公爵夫人」とどんどんタイトルの女性の身分が上がっていたこの作品、今回は遂に王女です。 とはいえこのスノウ王女は前回のカデットのように可愛い女性ではなく、絵は無いですが男性のよ…うにがっしりした女性な模様。 彼…もとい彼女には美男蒐集癖があり、マダーが彼女の餌食となり囚われの身に。 その最中に性別入れ替えファッションの舞踏会なんかも登場。 その展開、性別不詳状態のマダーに目をつける(ただし王女が目を付けた際の姿は男性)趣味、彼女のように囚われているとある人物の容貌からするに王女は自分の見た目を少し気にしているのかなぁと思えます。 今回いじけ虫(切ない事情があるんですが)アザーに落とし前を付けたマダー、次回はこの王女にも一発かましてくれそうな気がします。 今回もカイ君は大暴れ、ポムさんも今回は割りと主役らしいです。 ちなみにマダーとポムさんに、それぞれ恋の予感もv 考えてみればマダーは既婚者なんで恋って…ですが(笑)。続きを読む
投稿日:2009.10.30
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