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池波正太郎 / 集英社文庫 (8件のレビュー)
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総合評価:
SEIJI
自分で作ってみたくなります!
歴史小説で有名な池波正太郎さんが季節の食べ物や江戸前のものについて 書かれて入る本です。 食事についてはもちろんそこに関わる人やお店、そしてその食事に対しての自身の思いなどを率直に書かれていてすご…く楽しい本になっています。 また、イラストや簡単な作り方も書かれて入るので自分でも作って食べてみたくなる料理ばかりです。続きを読む
投稿日:2017.08.15
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こうへい
二章の味の歳時記が新潮文庫の「江戸の味を食べたくなって」とかぶっていたのにこの感想を書くまで気が付かなかった… 初読の様に楽しめたし、挿し絵も新しく(新潮版は池波本人の絵なのでこれもよい)なっていて楽…しめたのだが… 食のエッセイは同じく新潮文庫に「散歩のとき何か食べたくなって」「むかしの味」もあり、これらは日本各地の名店を取り上げており更に素晴らしい。そして同時の料理を撮った写真も。 ジュンク堂書店近鉄あべのハルカス店にて購入。続きを読む
投稿日:2021.03.07
tulufu
食べることは、空腹を満たすための手段でしかなく、どこにでもある店、コンビニで何も考えずに、腹を満たしてきた貧相な食生活の私にとって、本書は、読み進めるごとに非常に色あざやかに感じられた。季節の移り変わ…りとともにある旬な食べもの、どうたべるのが旨いのか。今まで気にも留めていなかった食することへのこだわりが、心底カッコいいと感じた。大袈裟だけど、食べることの意味を考えさせられます。 以下引用 人間は、生まれると同時に、確実に死へ向かって歩みを始める。 その死への道程をつつがなく歩みきるために、動物は食べねばならぬ。続きを読む
投稿日:2020.04.19
masamzo
池波正太郎の食に関するエッセイは、読んでいるうちに、口に唾が溜まる。そして、試したくなる。通い詰めた店は、今は無い所も多そうだが、思わず、食べログとかで調べたくなる。
投稿日:2020.03.20
マッピー
このレビューはネタバレを含みます
手術後、食欲のない時に少しずつ読んで、味を想像したり、自分ならどうやって食べようかなあなどと想像して楽しんでいた。 旬のものを大切に味わって食べる。 ああ、なんという幸せ。 ビールは小さなコップに1/3だけ注いで、一息に飲む。 自分のペースでコップに注いで、注いだら一息に飲む。 これが一番美味しいのだそうだ。 なるほど。 フランスで、「シャンパンに合ういちばんいい肴を持ってきてくれ」と言ったら、出てきたのはポテトフライだったというのにびっくり。 確かに冷たいシャンパンと熱々のポテトフライは、やめられない止まらない旨さだと思うけど。 日本人がそんなことを言ったら「田舎者」と馬鹿にされそうだけど、フランス人がそう思うのなら…と思いつつ、もやもや。 もっと他にないのか?という気がどうしてもしてしまう。 もしかしてシャンパンに対して高級品と身構えすぎているのかも。 いつかやってみたいのは、てんぷら屋さんで目の前で揚げてもらったものをハフハフと食べること。 あと、自分のために小鍋を仕立てて、ゆっくりお酒を飲みながらゆっくり大ぶりのハマグリなど食べてみたい。
投稿日:2019.08.11
take9296
1997年に出た「江戸前食物誌」の改題、再刊。 ランティエ叢書でも読んだが、あの本、どこに行ったかな?
投稿日:2018.08.14
ysk-matsu
食の帝王の一冊。さまざまなエッセイの合本なので重複が恨めしいところであるが、冗長になりがちなこの手のエッセイをうまく編集してあるのでリズムよくあっという間に読むことができた。筆者の好物、どんどん焼きと…ポテトフライはチャレンジしてみたい。続きを読む
投稿日:2018.08.06
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