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北方謙三 / 集英社文庫 (14件のレビュー)
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総合評価:
future4227
岳飛の騎馬戦が凄まじい!
岳飛と兀朮の壮絶バトル! お互い義足と義手になっているのに強い強い。 小細工なしの一騎打ち勝負が見もの。 そして物語の世界観は西に東にどんどん広がり、ついには奥州藤原氏まで登場。 南の秦容は東…南アジアに一大拠点を築きつつある。 一体どこまで広がるのやら。 梁山泊ではついにあの男が逝く。 雨の中、黙々と剣を振るう史進の背中に底知れない哀愁を感じる。 そして王清は大丈夫なんでしょうか? 完全にヘたれ状態になってますけど…。続きを読む
投稿日:2017.07.28
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ヒューイチ
南宋軍の岳飛と金国ウジュ二人の繰り広げる戦は、二国の対立、民のための戦、個人的な戦争の度の言葉も当て嵌まらない次元の戦いとなる。 一方、南の方でサトウキビから砂糖を作ろうとする秦容の陣営も仲間が増え…、本格的な砂糖作りに向かっていくようです。 ラム酒も副産物として出来ているようです。 また、西の方では韓成が奥さんと子供とうまく行っていないようですが、重要な仕事に関わっていく気配を感じます。 岳飛伝5巻が久しぶりすぎて水滸伝や楊令伝が昔のことのように忘れてしまいそうです。 たまに、黒旋風や豹子頭の事を思い出さなくてはと思いました。続きを読む
投稿日:2023.08.20
俊之
南宋と金の総力戦が終了する 最終的には決着がつかず 講話交渉に入る。 梁山泊では秦容が甘薯糖の完成にこぎつける。
投稿日:2023.02.14
unodai
圧倒的な死に様を見せて、また1人立ち上げメンバーが退場した。 いよいよ、新しい枠組みの模索が始まるのか!
投稿日:2022.08.04
シンタロー
このレビューはネタバレを含みます
南宋軍の岳飛と金軍のウジユが相討ちの形で引き分けたのを見計らったように講和の使者が両陣営に訪れた。 梁山泊では各々がなすべきことをなしていた。秦容は甘ショ糖を完成させ、王清は放浪していた。 「岳飛を救え。おまえは、心を拡げろ。遠いぞ、道は。離れる者を追うな。人を集めるな。心に梁山泊がある者が、梁山泊を作る」【呉用】 梁山泊の頭領 呉用が逝った。
投稿日:2021.10.17
寛斗
長い長い戦いが終わった。 岳飛は史実通りに秦桧に追い詰められていくのだろうか?? そしてネタバレ。 ついに呉用が死んでもた。 今後の梁山泊の展開は如何に!!
投稿日:2018.10.08
マッピー
呉用が死に、梁山泊が交易をする範囲はますます広がる。 南はメコン川の向こう、東は日本、西域はどんどん西へ広がり、多分この先「物理的な梁山泊から精神的な梁山泊へと、物語のありようが変わっていくのではない…だろうか。 そして、岳飛と兀朮の戦いは緊迫の度を増す。 のだけれど。 もともと圧倒的な存在であった楊令に敵わなかった二人が、互角の戦力をもって拮抗していたところで、所詮二番手じゃんって気がぬぐえなくて盛り上がらない。 会話もなんだか禅問答みたいだし。 私が見たいのは、熱く心が震えるような物語なんだが。続きを読む
投稿日:2018.09.11
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