【感想】五覚堂の殺人 ~Burning Ship~

周木律 / 講談社文庫
(16件のレビュー)

総合評価:

平均 3.8
4
3
5
1
0

ブクログレビュー

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  • りーり

    りーり

    放浪の数学者は天才数学者に招かれ山中の五覚堂へ。 そこで見せられたのは五覚堂で行われた殺人の記録。 すでに起きた事件に対して十和田が示す解とは・・・

    数学×理数×ミステリ。 今回は色々と解説もついてマイルドな出来ですね。 探偵役が直接現場に会さないタイプのミステリということである単純な事柄が隠蔽されていますがそれは読んでからのお楽しみということで。続きを読む

    投稿日:2024.03.19

  • 柳瀬斗真

    柳瀬斗真

    堂シリーズ3作目。
    ガッツリ好物でした。
    クローズド・サークル、大胆なトリック、過去の事件と現在の事件の繋がり、ヒロインの身に迫る危機、鮮やかな解決。シリーズを通しての不穏な展開。

    個人的に1番好みだったのは数学のテーマの部分でした。フラクタル、は何度も反芻しました。

    今回も数学知識は調べながら読んだのですが、とても面白い。いやー、数学との良い出会いを提供してくれています。次も楽しみ。
    続きを読む

    投稿日:2023.08.30

  • ひろりん

    ひろりん

    3視点で進行する展開にワクワク。
    山奥の館、怪しげな一族、大がかりな物理トリック、壮絶な動機、本格ミステリのエッセンスがふんだんに使われておりとてもよかった。
    数学的な話もやはり出てくるが、前作に比べると抑え気味だった印象。
    単に今回の話題のほうが感覚的に理解しやすかったからあまり気にならなかっただけか?
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    投稿日:2023.08.05

  • Karl

    Karl

    最高!!!!!
    自己相似性(フラクタル)
    数学と芸術を重ねたような作品が次々と出てきてめっちゃ面白い
    後半は一気読み必須
    『眼球堂の殺人』同様に、最後の怒涛の追い上げが最高
    続きが早く読みたくなる。

    投稿日:2023.06.16

  • ともちん

    ともちん

    続きものとは知らずに購入して読んだ
    冒頭の部分、ちんぷんかんぷんで読むのやめようと思ったけど評価良かったのでどうにか読破
    数学的なところは理解できなくても読めた

    投稿日:2022.05.28

  • autumn522aki

    autumn522aki

    五角形の館で繰り広げられる密室殺人、トリックが凄すぎる。十和田只人のトンデモ館 堂シリーズ第3弾。

    シンプルかつ綺麗にせ入れされた構成、よくまとまっている本格ミステリーです。特に今回の館トリックはトンデモすぎでしょ、わかんねーよっ まあそこが最高なんですけどね。

    ただ折角良いトリックも、深みや繋がりがなくてどうも重厚感が得られないんすよね… そのあたりが少し残念です。

    ただ本シリーズは数学者たちのキャラクターは強烈で素晴らしい! 今後どうなっていくか楽しみです。館モノが好きな本格ミステリー好きにはおすすめの一冊です。
    続きを読む

    投稿日:2022.01.06

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