警視の挑戦

デボラ・クロンビー, 西田佳子 / 講談社文庫
(9件のレビュー)

総合評価:

平均 4.1
2
4
1
0
0

ブクログレビュー

"powered by"

  • lenttissimo

    lenttissimo

    シリーズ第14作め。翻訳が中断されるシリーズも少なくない中、いまだちゃんと翻訳が出版され続けていることに感謝。タイトルを全て「警視の〜」で揃えることは、シリーズ認知度の向上に一役買っているのだと思うが、タイトルが似すぎていて、どれがお目当の本かわからないという混乱もある。
    オリジナルは2011年の作品だが、話の発端とも言えるある犯罪が、昨今センセーショナルな形で世界中で議論を呼んだニュースとよく似ていることに驚いた。これはもちろんここまで話題に上らなかっただけで、実際には多く起こっていたことの証左でしかないのだけれど。
    もしこの小説が2018年に書かれたなら、作者は世論の変化を受けて、少し違ったエンディングを用意しただろうか。そうだったらいいなと思うが、多分そうはならない。社会はそこまで寛容ではないから。
    犬好きの人は、犬の飼い主への愛情の深さに胸が熱くなること間違いなし。
    続きを読む

    投稿日:2018.06.17

  • pink_flamingo

    pink_flamingo

    久しぶりのキンケイド警視シリーズ。よりドラマチックに。ボートの女性選手の死をめぐる捜査。
    ジェマとダンカンには家族が増え、ジェマが仕事へ復帰する直前、ダンカンが育児休暇をとる間際の物語。
    次はダンカンが育休の間とかなのかな。巻を重ねるたびに面白くなって行くシリーズ。続きを読む

    投稿日:2018.04.02

  • sana

    sana

    警視キンケイドとジェマのシリーズも14作目だそう。
    毎回細部まで面白くて、大好きなシリーズです。

    今回はボート選手の女性の視点で始まるため、新鮮なスタート。
    英国では伝統ある人気スポーツらしいですね
    オリンピック出場を目指すボート選手の世界が垣間見えます。

    テムズ川で発見されたのは、ロンドン警視庁の女性警部。
    警視ダンカン・キンケイドが育児休暇に入る直前、捜査を任されることに。
    コーチ、前夫、ボート仲間、川沿いの住人、さらには警察幹部までが関わってきます。

    ジェマはかってキンケイドの部下で名コンビでしたが、恋人になって別な署へ。
    前作でさんざん動揺した末に、ついに結婚式を挙げたばかり。
    連れ子の子どもたちが良い子で、さらにシャーロットという幼い女の子を引き取ったところ。
    ジェマの両親はいい顔をしませんが、いつの間にか可愛がり始めるあたり、よかったですね。

    キンケイドの部下とジェマの部下に交流があったり。
    当初見えた様子と違う展開になったり、重厚な内容を堪能できました。
    警視がタイトルについているので見つけやすいけど、原作にはありません。キンケイドは絵に描いたような良い人で、優しくて優秀でハンサム。ジェマほど存在感がないんですけどね~(笑)
    今回は珍しく?警視も本気になるシーンも。
    いつも読み応えがあり、しかも細やかなので、安心して読めます。
    ごく初期のものはあっさりしているけど、長いこと水準が高いまま、はずれのないシリーズです☆
    続きを読む

    投稿日:2018.02.26

  • xmayumix

    xmayumix

     警官であり、オリンピックを目指すボートの選手である女性が殺された。

     イギリスにおけるボート競技の重要性がわかってないと、ちょっとなって感じ。反対にボート知ってる人は、とっても楽しいのだろうな。
     
     ともあれ、きちんと結婚式をあげた二人。
     で、前作で事件の被害者の子供を引き取ったのだけど、子供しかも幼児がいるというだけで、家庭の匂いというかリズムというか、そういうものが湧き上がってくる感じで面白かった。

     事件は、相変わらず地道な捜査と、ひらめきで解決していくのだけど…。
     答えにたどり着きそうなところで、とんだ障害があらわれる。
     そのあたりのキンケイドの毅然とした態度は、すごく恰好いい。
     シリーズが続いている年月が、積み重ねてきたものが出てる気がした。

     …でも、やっぱりボートはわかんないのよ…。
    続きを読む

    投稿日:2017.08.02

  • 雪月ソウ

    雪月ソウ

    シリーズ十四作目。
    前回ダンカンとジェマが結婚し、キッドとトビーを含めた四人家族になるのかと思いきや、事件で一人ぼっちになった女の子をジェマが引き取っていずれ養子縁組したいと思っているところから。
    ェマが突然父母を失くしたシャーロットのために育児休暇をとって、今度は入れ替わりにダンカンが育児休暇をとる予定の矢先にボートの選手が行方不明騒動から、死亡しているのが見つかったという始まり。
    ボートに詳しくはないものの、イギリスの風景描写と相まって、苦になりませんでした。ヘンリー・ロイヤル・レガッタで調べるとその風景すらも出てきて、このホテルにダンカンは止まったのかと、より小説が面白いです。
    ところが事件の方はどんどん嫌な方向に。
    退職してもなお権力を持つ輩の過去の犯罪に向き合う羽目になったダンカンとカリン。調べていくうちにジェマもメロディすらも巻き込んで全員絶体絶命からのどんでん返し。
    ジェマの活躍は少ないものの、面白かったです。
    このシリーズ好きなので、発行されるたびに訳されてありがたいです。
    続きを読む

    投稿日:2017.07.25

  • lalamama1

    lalamama1

    1993年発表から20年以上続く息の長いシリーズ。今回は伝統のボート競技選手に関連した事件を軸に展開します。ダンカン警視、妻のジェマの仕事仲間、そしてテムズ川捜索救助部隊の人々といずれも魅力的な人々が登場します。イギリス好きの私にはたまらないシリーズです。天気や風景の描写その場にいる気になっています。主人公の家族にも時間の流れが感じられ、そろそろ前作作品を読み直してみたいなあと思っているところです。続きを読む

    投稿日:2017.05.14

Loading...

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

本棚の開き方(スマートフォン表示の場合)

画面左上にある「三」ボタンをクリック

サイドメニューが開いたら「(本棚アイコンの絵)」ボタンをクリック

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。