【感想】一年前の君に、一年後の君と。

相原あきら / メディアワークス文庫
(2件のレビュー)

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  • たけちゃん

    たけちゃん

    主人公で臨床心理士の浅賀は、大切な恋人の櫻を不慮の事故で亡くし、辛い日々を送っています。そんな浅賀に心療内科医長の金沢先生に仕事をしばらく休養をとるよう命令されてしまいます。そんなある日「一年後の君と」いう件名で紅葉の画像が添付されたメールが届きます。そのメールは一年前の日付で、差出人はark。この奇妙なメールに返信をした浅賀に、気安く浅くんと呼ばれて、私のことはアルケーと呼んでと返信があります。一年前を生きる若い女の子と思われるアルケーとのメールのやり取りで、浅賀の心が少しづつ癒されていきます。そんなアルケーも入院生活をしていて、治療の効果が見られず生きる気力が失われていきます。
    心に傷を負ったもの同士の顔の見えないメールでの繋がりが、やがて感動と優しさに包まれます。
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    投稿日:2022.12.01

  • メディアワークス文庫公式

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    【優しさの伝染は一年前のメールから始まった。 心に傷を負った青年と少女が紡ぐ感動の物語】

     大切な彼女を事故で亡くし、絶望する臨床心理士の浅賀。ある日、彼のもとに「一年後の君と」という件名で紅葉の写真付きメールが届くが、それは一年前の日付からだった。
     もしかしたら……と考える浅賀だが、メールの差出人は「ark(アルケー)」と名乗る入院中の女子高生で、過去を変えることは不可能だった。
     そんな見知らぬ少女と不思議なやりとりをすることになった浅賀だが、彼女の明るさで傷ついた心が少しずつ癒されていく。だが、ある日、真実を知る日がやってきて……。
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    投稿日:2017.03.21

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