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ウスバー, イチゼン / KADOKAWA (2件のレビュー)
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総合評価:
凛
自分史上最高作品かもしれない
勝手知ったるゲームの世界に来てしまった主人公。最近は定番ともいえる設定ですが、一味違うどころか私が読んだライトノベルの中で、1,2を競う程に面白い作品です。 作者さんの文章力、表現力がずば抜けて高い…んです。 小ネタのちりばめ方、伏線の張り方、猫耳猫ネタ。1つ1つが最高です。 基本的にはコメディ。クスっと笑わせてくれる、頻繁に。 サザーンのウザさや、ミツキの猫耳が語る言葉(ソーマが勝手に解釈した言葉)も最高です。 登場人物もみんな、うまく面白く設定されているんですよねえ。 これはもっと評価されていい作品、ぶっちゃけるともっと売れて有名になってアニメ化したりしてもいい作品だと、心底思います。続きを読む
投稿日:2022.04.22
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clamamus
王都危険NPCランキング一位となる最強のシャドウアサシンであるレイラ・ミルトンとの出会いが描かれた7巻である。彼女との一幕と、その彼女から離れるために向かったアーケン邸での一幕が収録されている。 …今回、主人公はレイラへの恐怖からこの世界がゲームであることを暴露しているが、この辺りからこの物語はハーレム物として後編に入る。つまり、ハーレムとしてヒロインらに慕われる展開から、身内意識丸出しの「女の子集団から呆れられる主人公」という構図へと変化していくのだ。 この辺、個人的には物語の移行として疑問もあるのだが、書籍版の改変要素であるティエルにまつわる物語が、今回の外伝「薄氷の接近遭遇」によって本編と直接繋がることとなり、これからの物語にどう影響していくのが興味深い点である。短編自体も、レイラとティエルが互いに共感しつつ、互いにドン引きする良い内容であり、なかなか楽しかった。 物語の流れは個人的には好みではないのだが、この巻単体での評価は星五つとしている。ティエルがどう物語に関与してくるのか、近日発売されるだろう8巻で確認していきたい。続きを読む
投稿日:2016.08.08
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