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乙一 / 講談社文庫 (65件のレビュー)
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総合評価:
くっちゃね村のねむり姫
途中までは乱歩の少年探偵団風。それが次第に乙一テイストに……
皆さん指摘されているように、漢字が少なく平易な書きぶりで、大変読みやすい小説でした。しかも、前半部分は、江戸川乱歩の少年探偵団みたいな感じで、ちょっといつもの雰囲気と違うかなぁと思っていましたら、後…半あたりから、乙一テイスト全開のミステリーサスペンスとなり、物語にどんどん引き込まれていきます。 さぁて乙一さん、どう結末をつける?と気になって気になってページをめくる手が早くなりました。文章は平易ではありますが、内容はハードです。もし映像化されるとしたらR指定は確実かもしれません。単なる謎解き小説では終わらないのが、乙一ワールドですね。続きを読む
投稿日:2024.03.03
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あでにん
このレビューはネタバレを含みます
数々のお宝を盗む怪盗ゴディバとそれを捕まえようと奔走する国民的ヒーローの名探偵ロイズの戦いはみんなが大注目。 そこにあるきっかけで深く関わることになった少年のリンツ。 その少年リンツとその周りの人々が織りなす真実への冒険。 最初は子どもが活躍する探偵小説だと思って気楽に読んでいたら、いつの間にドロドロに溶かされていた。 今まで何冊かどんでん返し的な作品は読んできたけど、今回の仕掛けが一番心に来たかもしれない。 それは、この作品が子ども向けということで書かれたこともあり、読みやすくリンツ君に感情移入しやすい点にあると思った。 乙一先生の作品は2作品目で今回も感情を動かされまくりました。
投稿日:2024.04.03
うぐいす
人の心には必ず表裏があり、うまく本心を理性で隠し、時に欲に抗えず倫理的に間違った行動をしてしまう生き物なのだと改めて思えるような作品でした。 ディーンとデルーカがリンツのことを移民だと罵るシーンはかなりショックでした。あれは本心ではないと信じたいな。 最後の小屋が燃えていく描写は迫力があり、引き込まれてしまいました。
投稿日:2024.02.27
ゆりか
ファンタジーとミステリーの中間といったような雰囲気の本。 登場人物が全員チョコレートのブランドの名前なのは面白い。 しかし特にすごい盛り上がりやどんでん返しがあるわけではなく終わった。 ディーンとデルーカとのその後がすごく気になったが、会わずじまいなのが名残惜しかった。 できれば仲直りして、仲良し3人組のままでいてほしかった。
投稿日:2024.02.22
1855818番目の読書家
海外児童文学っぽさと 乙一さんの作品によくある狂気さが、うまくハマった作品。 少年のお宝探しの冒険物語!かと思いきや、 常識の枠を超えた狂気な一面を持つ登場人物がいたり、グロい描写があったりして、 …子供の頃に読んだ、海外児童文学(ダレンシャンとか)が頭をよぎった。 こういうジャンルが好きな人には、大人にも子供にもいいんじゃないかな。 登場人物の名前が、チョコレート関係ばかりなのにも注目。 この名前も??と調べながら読むのも通かと。続きを読む
投稿日:2024.02.18
ゆっきー
児童書のような雰囲気に軽んじることなかれ。 とってもビターでハイカカオな、チョコレートたちの奮闘記だ。 しっかりミステリーで、最後もかっこいい。
投稿日:2024.02.14
乙月
主人公が少年ということもあり、難しい熟語や漢字は登場せず子供でも読みやすい作品だった。 登場人物がチョコレートの名前になっているという工夫も面白い。 探偵と怪盗の攻防戦という子供心をくすぐるような王道…ストーリー。と思いきや、まさかの展開が… チョコレートに似て、甘いだけでは終わらない。続きを読む
投稿日:2024.01.20
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