イコン 新装版

今野敏 / 講談社文庫
(11件のレビュー)

総合評価:

平均 3.5
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ブクログレビュー

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  • yampuru

    yampuru

    前作の「蓬莱」とあわせてこの2作は安積班シリーズのなかでも秀でた作品ではないかと思います(尤もまだシリーズ全作を読了したわけではありませんが…)。

    事件は架空のアイドルを軸としたものというところも「蓬莱」同様、ちょっと事件から”遠い”ところにある要素をもってきて、これを警察小説に仕立てているという点に著者の非凡さがあらわれています。しかも、底の浅いトリックではなく、犯人とその周辺人物の人間関係に事件を解く鍵が隠れており、これをたどってゆくことで事件の真相に迫る面白さがあります。これまた「蓬莱」と同じく、ページ数の多さが気にならない一冊といえるでしょう。

    そして驚くべきは、アイドルに対する著者の知識・認識であり、作中の登場人物にそれを投影し語らせているとみることもできそう。それだけの知識量が著者にあるということなのですね、それゆえ薄っぺらな物語に陥らずにすんでいるのでしょう。

    それにしても(これも「蓬莱」で登場したファミコンと共通)パソコン通信という語句自体、現在(2020年)ではもはや死語ですね、、、令和の世の中的にはインスタやツイッターでしょうか、ならば、令和版「イコン」を今野敏に書いてもらいたいなと思わずにはいられません。
    続きを読む

    投稿日:2020.10.23

  • bera5227

    bera5227

    パソコン通信のころの作品なのに全く色あせない。さらにこの頃に新しいアイドル像を作り出してるのがすごい。ただ時代がそれに追いついていない。速水や宇津木たちの活躍も見逃せない良作です。

    投稿日:2020.03.03

  • monmon5481

    monmon5481

    とあるライブハウスで高校生が殺害される。
    存在するのかしないのか分からない謎のアイドル・・・なんだけど、出版当時読めば楽しめたと思うけどこのご時世バーチャルな世界がそれなりに確立されているのでやや古い続きを読む

    投稿日:2020.03.01

  • midori

    midori

    ネットアイドルの話でした。

    最後まで犯人がわからなかった。
    動機がわかってくるにつれてとても苦しく辛かった 須田さんと同じように固まってしまったです。(((^^;)
    17歳ですよ。どういう状況であれ、死んじゃいけない…。続きを読む

    投稿日:2020.01.21

  • maki♪

    maki♪

    イコン 遺恨だと思ってたら宗教画のイコン→アイコン パソコン通信につながってった。 今では当たり前、しいて言えばちょっと前の時代のもの感を感じるけど、あぁ、そういう事だったよなぁ。。。と。 今回は安積さんは当然だけど、宇津木さんがステキでした。 人とのかかわりって大事だなぁと、改めて感じた1冊でした。続きを読む

    投稿日:2019.03.07

  • りぶれ

    りぶれ

    このレビューはネタバレを含みます

    ネットアイドル的な曖昧な存在。そこに絡めたお話なんだけど、気分の良くない被害者たちで、加害者の味方をしたい訳じゃないけど、いちいち言動に不快感が伴いました。前作より安積さんの出番が多くて、速水さんとのやりとりは安定♪宇津木さんの家庭事情が好転していく様子にとても癒やされました。本人はどうあれ、創り出されたものは動いていく。饒舌に語る証言者達に安積さんと同じ違和感を持ってしまう古い世代の私です。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2019.02.23

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