【感想】有頂天家族 二代目の帰朝

森見登美彦 / 幻冬舎文庫
(114件のレビュー)

総合評価:

平均 4.3
48
41
15
1
0
  • 京都の街でうごうごする毛玉(狸)達

     テーマはずばり世代交代です。
    前作で次世代のリーダー選出に動き始めた毛玉達に加え,今作では天狗の世
    代交代も。しかし,いずれも一筋縄ではいかなかった。
    ほんわかしながらも阿呆を求める狸たちのドタバタは前作通り。「夜は短
    し・・・」やその他作品にでてくるキャラも入り乱れて,なかなか楽しく話
    が展開されていきます。
    狸たちの恋も次々と実を結び,次作が楽しみです。
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    投稿日:2017.04.03

ブクログレビュー

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  • みん

    みん

    このレビューはネタバレを含みます

    今作も終わりに近づくにつれてまた大きなドタバタが待っているんだろうなぁってページをめくるのが楽しかった。毛玉が転がってるかと思うと想像してにこにこしちゃう。矢一郎と玉蘭が矢三郎と海星を助けに行く兄弟愛とか、銀閣に優しい子だっていうお母さんとか、まだ未熟な二代目と弁天、結局天狗の威厳見せちゃったり矢一郎・玉蘭に幸せになれっていう赤玉先生、、なんかもうみんな愛すべきキャラクターで、思い出せば出すほど可愛いなぁが溢れてきてしまう…。
    矢三郎は言わずもがな、機転が効いて肝が据わっててとにかく阿呆である。いつも心に矢三郎、住まわせたい。

    ますますこの家族めっちゃ好き、続編が待たれる。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2024.02.06

  • tokyokaiyolibs

    tokyokaiyolibs

    読書マラソン感想カードより;

    好きな作家さんの「有頂天家族」第二部作。他作品とのリンクが感じられて胸熱。面白きことは良きことなり!

    あたらし

    投稿日:2023.11.09

  • パンコ

    パンコ

    狸たちが愛らしい。天狗たちも憎めない。前作に続き新キャラたちも登場。恋愛模様や家族の絆があり、毛玉達の成長が見られ、最後はやっぱりドタバタ。阿呆の血はステキだなあとつくづく感じる。

    投稿日:2023.10.03

  • Rita

    Rita

    狸の家族たちの物語、続編。
    阿呆の血がしからしむところ!相変わらず狸の皆様も天狗も人間も楽しそうで何より。雷が鳴ったらお母さん所に家族が集まるの凄い好き。後赤玉先生の株が上がる。後半の怒涛の展開で読む手止まらん!続きを読む

    投稿日:2023.08.06

  • 花穂尻べえた

    花穂尻べえた

    久々の森見ワールドを堪能。
    その世界は混沌としていて、私などでは感想なんて書けない。

    ただ面白かったということと、なんだか寂しいラストシーンが印象的。

    投稿日:2023.07.26

  • sakumo

    sakumo

    いやぁ、狸たちの悲喜こもごも、愛らしいですね。
    天狗がいたり、狸たちが化けて普通に街を闊歩してたり、奈良とか京都ってそういうのがありえそうですw
    下賀茂神社とか今度行ったら別の目線で見てしまいそうです
    ただの阿呆だけではない矢三郎もそこそこ見えて、カエルの次男も井戸から出てきて。恋をしたり結婚したり、、、変わっていく狸たち。
    二代目と弁天とか、四国の狸との交流とかも今後も続いていきそうで楽しみだなぁ。
    狸って何年生きるんだっけ。。。と思いながらも。是非狸鍋にならずに生き残っていただきたいです!
    続きを読む

    投稿日:2023.07.24

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