【感想】検察側の罪人(上)

雫井脩介 / 文春文庫
(60件のレビュー)

総合評価:

平均 3.5
9
14
25
3
1
  • 読んだぞっ!

    怖かった。人の思いの深さ、形の違う悲しさ。様々な違いからの分かれていく道。その道を進むそれぞれの最後の幸せと不幸の不思議。その道は、これからも続いて行く。本当の心の幸と不幸はいつ確定されるのだろうか。
    読みではたんまりありました^_^
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    投稿日:2017.03.20

  • 映画を見る前に

    映画化される事を知り、この本を手にとって見ました。最初は夢と希望に溢れた新人が自分の想いと違う指示を受け、認めてもらうために自分を殺して頑張るが、結局は自分の正義が歪められているので徐々に消耗していく息苦しさが迫ってきます。
    この空気感を映画でうまく出せるのか、期待したいとこです。
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    投稿日:2018.08.23

ブクログレビュー

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  • mokamoca

    mokamoca

    ベテラン検事の最上は、若かりし頃にお世話になった寮の娘が殺された事件の容疑者に挙がっていた男を、自分が担当することになった老夫婦刺殺事件の重要参考人の中に見つける。
    昔、容疑者とされながらも逮捕されなかった松倉という男。事件は未解決のまま時効となっている。
    今では殺人事件の時効は撤廃されたが、その事件はその前の事件で対象外となっていた。
    殺された娘を妹のように可愛がっていた当時の寮生たちは、松倉犯人説を疑っていなかった。
    最上もその一人。
    それで、今度こそはと松倉を追い詰めていくが…

    検察側という目線だからなのか、何か少しのめり込めない話の展開…と読みにくさがあった…
    下巻はどうか…

    2024.4.7
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    投稿日:2024.04.07

  • きじお

    きじお

    いやぁ、そうしてしまったかぁ…

    罪人ね、確かにね。
    下巻の結末はなんとなく予想がつくが、ドキドキしながら読もう。

    投稿日:2024.03.21

  • mysterymanbo

    mysterymanbo

    ドキュメンタリータッチの描写は好き嫌いが分かれそう。ミステリーも、宮部みゆき氏の様に地の文(ストーリーを補強する説明文)でも読ませる作家、もしくは京極夏彦氏や真保裕一氏の様な専門知識で楽しませる作家など、メインストーリー以外でも楽しめ読んで得をしたと感じさせる作家はやはり超一流だと思う。
    上巻では、検事としての一線を越えた犯罪行為に正義などあるはずもなく、下巻で一体どの様な形で収束させるのか腕前を拝見。
    続きを読む

    投稿日:2024.03.20

  • NFCC図書館

    NFCC図書館

    老夫婦殺人事件の容疑者の中に、時効事件の重要参考人が。執念を燃やす検事・最上だが、後輩の沖野は強引な捜査方針に疑問を抱く。(e-honより)

    投稿日:2023.12.04

  • shun1020

    shun1020

    警察組織が、裏で画策する話は今まで沢山読みましたが、検察は初めてでしたので新鮮でした。
    検察の仕事をよく知らなかったのでとても興味深かったです。自白ではなく状況証拠を積み上げてなんとか立件しようとする執念、冤罪を作り上げることができる権力がとても恐ろしかったです。続きを読む

    投稿日:2023.10.06

  • 豆大福

    豆大福

    映画を見ずに初見で読んでいます。
    抜群に面白いです。
    少しずつ崩れていく検察の様子がちょうど良い。
    極端な話はなく、全部があり得る範囲で少しずつ動くところがいい。
    心情の描写もお見事。
    今年1番の面白いです。
    早速下巻を読みます。
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    投稿日:2023.09.27

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