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永田ガラ / メディアワークス文庫 (7件のレビュー)
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総合評価:
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三田主水
http://denki.txt-nifty.com/mitamond/2012/04/post-c363.html
投稿日:2020.02.29
九重篠
死んだ後、冥府に行った信長と光秀が意外と仲が良さそうに見えた。 大半は絵師の狩野元秀からの視点だったが、元秀と武家の娘、なべとのやり取りが良かった。 なべが自ら動き出すことを決心して、成長したなべも良…かった。 茶器つくもがみの付喪神とか出てきて、歴史ファンタジーだった。続きを読む
投稿日:2015.08.13
いちこ
信長と光秀が冥府の指令で、九十九髪を探すお話。信長の主君らしい落ち着きある様子は好ましかったです。光秀が信長贔屓すぎて驚きましたが。メインは、元秀、鍋、新五郎からの視点で、特に堺の商人たちが信長にたい…してのやりとりが、面白かったです。でも、オチが何か物足りない…感じです。続きを読む
投稿日:2013.08.31
中山バスター
本能寺の変の当日の本能寺の近くに信長と光秀の姿があった。 たが、二人は現世の人間ではなく、名器「つくもがみ」を本能寺の炎でなくすために地獄からきた二人だった。 時代背景を踏まえた描写はうまかったけど…、結局なんの話?って印象。 序盤の「茶器が行進する」あたりではファンタジーかと思ったけど、そこからいきなり二人の視点から離れまったく昔の時代の話になってしまうし… 少なくてもあらすじと内容は近いものにするようお願いしたい。続きを読む
投稿日:2013.02.25
maron-book
結構面白かったのですが、最後の地獄に戻らず゜「付喪神」となった茶道具達にお茶会に連れていかれて・・・から、 永遠にお茶会をするの? 「なべ」はその後どうなるの? 元秀となべにその後進展はあるの? とか…、いろいろ消化不良な気分かな?★続きを読む
投稿日:2012.08.19
ねこのみみ
信長所有の茶入「つくもがみ」(九十九髪)は「付喪神」だった!本能寺の変で失われたはずの名物茶入が後世に残った歴史の謎を端緒に自在に広がる時代ファンタジー。 幻の茶入を求め、冥界からよみがえった織田…信長と明智光秀の物語、狩野派の絵師・元秀と信長に国を滅ぼされた天涯孤独の姫君・なべの物語、武野紹鴎の嫡子・新五郎の目を通して描かれる天王寺屋と今井の二人の納屋衆の物語…きっとこんなことがあったにちがいないと納得させるストーリー展開が素晴らしい。 個人的には、最後に信長と光秀が連れて行かれる付喪神たちのお茶会の茶会記をつけてほしかった。続きを読む
投稿日:2011.11.09
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