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島田荘司 / 光文社文庫 (37件のレビュー)
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総合評価:
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yaco8bee
このレビューはネタバレを含みます
よくない星回りで悩んでる女性から「岡山に行ってでっかい木の下に埋まっている手首を掘り出して供養しなくちゃいけないというお告げで出たのでついてきてください」とかいう謎の依頼を受けた石岡くんの珍道中。 怖いものが嫌いなのにどんどん不気味な展開が続いてその度に石岡くんがこの依頼主の女性とわあわあ騒いでるのが、まあうざ可愛い。そんな末に辿り着いた閉業中の旅館、「龍臥亭」。 着いていきなりの火事と殺人のどさくさに紛れてこの旅館に居着くことになったはいいが、隣の寺の鐘がなるたび人がどんどん死ぬ!その上死体が消えて、消えた死体の頭が川から流れてくる!何という狂乱。 その割に、あんまりパニックになったり逆上する人もいないのが不思議な雰囲気。 津山三十人殺しのことをチラチラ垣間見させつつ、上巻了。 石岡おじさんがいい歳して高校生にムラムラしているのが気持ち悪いなぁ。 どうなるのかなぁ。
投稿日:2023.02.27
えびふらい
昔一度読んだんですが、今回はオーディブルで。 御手洗シリーズがオーディブルで聴けるとは〜!と嬉しくなりました。 と言いつつ、この作品は石岡さんのための物語ですね。 不気味な舞台、謎に次ぐ謎、下巻に期待は膨らみます。 石岡さん、頑張ってくれ!と応援しつつ下巻へ。
投稿日:2023.02.21
shia524
石岡くんが45歳とは思えなくて気持ち悪く感じてしまった。 自分より30近くしたの子供に感じる感覚おかしくない? 御手洗が出てこなくて(出てはくるけど)がっかり。 下巻で読んでよかったと思えるといい。
投稿日:2023.02.19
JINTA(じんた)
御手洗が出てこないので、面白くなるのかなと不安だったが、おぞましい連続殺人、密室、謎の男、深まる闇で興味を掻き立てられた。てんこ盛りでかなり分厚い本だが、読み終えることができた。
投稿日:2022.06.15
あぴ
一応読み終わったけど、時間的にだいぶ飛び飛びで読んでいたせいか、いまいち世界観に入りきれず。 下巻を読む前にしっかり読み直した方が後半楽しめるよ、と本能に言われている気もする。ので、たぶん読み直す。…笑 感想はそれから書こうかな。続きを読む
投稿日:2021.09.06
Tetchy
これは新たなる島田氏の代表作だと云っても過言ではないだろう。『秋好事件』のノンフィクションタッチがこの作品でいかんなく発揮されており、島田氏がただ単純にノンフィクションを書いたのではないことも判った。… 巨匠にして新たなる手法を生み出す、この貪欲さは新本格第1期組の、なかなか新作を出さない輩共に見習って欲しい姿勢である。 『津山30人殺し』をモチーフに、というかそのものを題材にかの御手洗潔のパートナー、石岡和己を主人公にして陰惨な連続殺人事件を繰り広げるというこの設定からして斬新だ。最初は単なる横溝正史へのオマージュだと思っていたが、いやいや、やはり島田氏、オリジナリティー溢れる作品となっており、島田作品以外何物でもない。 上巻に高木彬光へ、下巻で彼の生んだ名探偵神津恭介に賛辞を表しているが、これはこの作品そのものが彼の作品に対するオマージュではなく、恐らく当時彼が亡くなられたことによるものだろう。 今回特徴的なのは下巻の中間で都井睦雄の30人殺しへ至る経緯がその生涯と共に語られており、しかもそれが物語の謎の中心であるが故、フィクションとノンフィクションの境がぼやけ、真にあったかのように錯覚させられることだ。 『秋好事件』でもそうだったがこういうノンフィクションを語らせると島田氏は抜群に上手い。臨場感と睦雄の人となり、そして事件の引き金となった経緯が非常に説得力を持って語られるのだ。 (下巻の感想に続く)続きを読む
投稿日:2021.02.17
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