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井沢元彦 / 祥伝社新書 (1件のレビュー)
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総合評価:
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板橋区民
明治時代、号外は有料であり新聞社にとって収益源であると同時に拡販の手段でもあった。本書で新たに得た知識はこれだけ。後は記事の出典も論拠の提示もほとんどない単なるエッセーで、新聞の読者投稿に毛が生えた程…度。言霊の論考もまるで説得力なし。 新聞社も営利企業である以上、想定する顧客層があるはずで、偏るなと言うのは酷だと思う。新聞社に求めたいのはできもしない不偏不党ではなく、嘘をつかない、間違ったら反省して訂正する、の2点だが、朝日を筆頭とする日本の大新聞社はこれすらも徹底できない、かなりお恥ずかしい組織体である。 先日TVで某ディレクターの至言を紹介していた。「あるものはあると言おう。ないものはないと言おう。」報道に大切なのはただこれだけ。続きを読む
投稿日:2017.08.09
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