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矢月秀作 / 講談社文庫 (10件のレビュー)
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太宰漱石
シリーズ2作目を見つけたので読みました。 ハラハラドキドキして、一気に読みました。 3作目もあるのかな?楽しみ!
投稿日:2023.05.05
Daisuke Yamaguchi
『ACT2 告発者 警視庁特別潜入捜査班 』/矢月秀作 アクション小説の中でも、作風は鋭い上、リアリティとスピード感が持ち味な著者の作品の中で、本書は、少しこれまでの作風の中に一味、まろやかな旨味が…加わった仕様となっており、鋭いリアリティよりは、題名の通り、演者の動きを見ているように多角的に楽しめる一面もあります。 通常の捜査では難しい事件に対して、”非合法潜入捜査専門”の捜査官たちが招集された。 本書はシリーズ2作目。 今回の舞台は、製薬会社。ジェネリック医薬品を巡る製薬メーカーとその背後に蠢く権力と金の実態を、特別潜入捜査藩「UST」が暴く。 「事件」を公演とし、その”公演”ごとに主要キャストが変わる流れは新鮮。そして、物語のキーファクターとなる設定の部分で、実際はどうなっているんだろう?と考えさせられる。続きを読む
投稿日:2019.04.24
ホワイトタイガーよー
公演の出演者は 多少入れ替わるとしても主たる出演者は固定なのかと思ったら 変わらないのは主演俳優の田宮さんだけなんだ。前回のキャストがいい感じのバランスだったので ちょっとアテが外れた感じ 笑。 ス…トーリーは興味深く 1作目同様スピード感もあり またまた一気読み。 毎回キャストが総入れ替えするのは 新鮮さの面ではいいのだろうし 潜入先の事案によって 必要なキャストが変わるのは当然のことながら 話ごとにキャストやチームワークに入り込むのにちょっと時間がかかる点が読者としては いいような悪いような。続きを読む
投稿日:2018.12.09
匿名希望
潜入捜査によって悪事を暴く通称を特別潜入捜査班。医療の舞台で前作の主人公の田宮が製薬会社に潜入する。 ジェネリック薬品など医療に関する話がメイン。 今回の敵は警備会社の警備員というイメージが終始あ…り、刑事が素行の悪い警備員を相手に立ち回りを演じる。なぜ、ここまで警備員が攻撃的なのかが分かりませんが、前作のヤクザに比べると何となくスケールダウンした感じがしました。 潜入捜査の為にホテルのスイートを借りて、金持ちの坊っちゃんになるための役作りをするなど、無茶な設定も楽しかったです。続きを読む
投稿日:2018.12.04
masajichan
このレビューはネタバレを含みます
評価は3. 内容(BOOKデーターベース) 医薬品検査組織「日医検」の向井智が失踪した。イチマル製薬のジェネリック医薬品成分の改鼠データとともに。その動きを察知した警察は、特別潜入捜査班“UST”を緊急招集する。製薬メーカーとその裏に蠢く巨大な権力と金。特別捜査官たちの命をかけた“非合法”潜入捜査が始まる! あり得ない設定でまぁ面白いが・・・どうしても主人公に魅力を感じない。 普段馬鹿にされ駄目駄目なのに本当の顔は切れ切れな刑事。本当ならかっこいいじゃん~と思うところなのだが俳優ってのが学芸会みたいで駄目なのかなぁ?メンバーは皆個性的で頼りがいが有って素敵なんだけど。
投稿日:2017.08.29
バス好きな読書虫
シリーズ第2弾。 警察の中でも特別潜入捜査班「UST」を舞台に描く変わり種。 普段は冴えない劇団員の田宮が、いざ捜査となると、どんな役にもなり切る…前回はホームレスの役作りから始まり、ホームレスをスカ…ウトして、詐欺を行わせるまでの潜入の過程がなかなかスリリングで面白い!と思ったけど、今回はジェネリック医薬品を巡る不正を暴く厚労省の出向者の役なのだが、これがあっさり潜入成功…しかもチームを組むメンバーも1作目とは違うので、少し残念な感じも… でも、後半のチーム一丸となっての立ち回りは、アクション作品としての面白さを感じられ、まだ2冊しか出てないのが、ちょっと寂しい。続きを読む
投稿日:2017.08.19
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