【感想】武器としての社会類型論 世界を五つのタイプで見る

加藤隆 / 講談社現代新書
(2件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • keisukeku

    keisukeku

    地平が拓けるとはまさにこのことだと感じる本!
    地球規模の危機を抱え始めてる今を考えて行動するために是非ご一読を。

    投稿日:2021.12.02

  • kazyx

    kazyx

    世界を五つのタイプで捉える社会類型論。西洋型[上個人下共同体]、中国型[上共同体下個人]、インド型[資格共同体]、日本型[全体共同体]、ユダヤ型[掟共同体]で世界を分けるとわかりやすいとしている。著者が神学専攻なので、西洋型、ユダヤ型の説明が詳細で説得力が有るが、インド型は、やや心もとない。資格型社会で資格がどう認定されていくかの説明が無いと、IT技術者はカースト外と簡単に言えるのか疑問である。インド文明の特徴とされる、無時間性についても考慮する必要があるのではないか。日本社会は、社会が生き延びるのが第1だとすると、状況により江戸化か中国化を選択すれば良いことになる。最終章の西洋が優位になった理由の考察は面白い。この考察のように、社会類型論が世界を理解するために有効なのは間違いないので、更に論証を進め、精度を上げた類型論を読みたい。続きを読む

    投稿日:2012.09.17

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