未来のだるまちゃんへ

かこさとし / 文春文庫
(35件のレビュー)

総合評価:

平均 4.4
15
6
5
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ブクログレビュー

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  • こっち

    こっち

    かこさとしさんが、自分より若い人たちへ充てて書いた、本です。
    いろんなことを、丁寧な語り口で。 
    この本を読んでほんとうによかったです。

    投稿日:2021.09.14

  • くすのき

    くすのき

    絵本作家かこさとしの自伝。

    「だるまちゃんとてんぐちゃん」、「おたまじゃくしの101ちゃん」、「どろぼうがっこう」、「からすのパン屋さん」、「とこちゃんはどこ」…幼少期に夢中になった絵本はみんな、かこさとしさんの作品だった。

    戦前、戦中に少年時代を過ごし、理系の技術者をしながら工場地帯の子どもたちのために紙芝居や絵本を描き続けた。

    振り返れば、かこさんの作品には自然への愛、家族や友達、仲間への愛、子どもの無邪気さへの愛など、戦争や大人の嘘を嫌悪するヒューマニズムがあふれていた。
    そんな人となりがよくわかる本。


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    投稿日:2021.08.31

  • ふるえるワカメちゃん

    ふるえるワカメちゃん

    「興味の対象を追いかけるうち、世界の端っこに出てしまって、ぽつんとひとりでいる子ども(p239)」そんな風に、筆者の暖かいまなざしの絵本に自分もまた守られていた。かこさとしさんの絵本はいつも、迷子になった自分に帰る場所をちゃんと教えてくれた。続きを読む

    投稿日:2021.07.21

  • まめ子

    まめ子

    戦後激動の日本を生き抜いた人生の大先輩のお言葉、胸に刺さるものがたくさん。私は常識の通じない子どもが苦手で小学校の仕事から手を引いたけれど、常識なんて大人の価値観にはまらないのが子どもなんだと気づいた

    投稿日:2021.04.13

  • syiki

    syiki

    数多くの絵本を描いたかこさんが、その半生を幼少時からつぶさに振り返る。里山を駆け回り、戦争に突き進む大人社会を映して遊び、しかし子供ながらにその暗さを感じてもいた。
    19歳で敗戦を迎え、きびしい時代を生き抜いてセツルメントにたどり着くかこさんの、強い意思や色々なことについて"自分の頭で考える"気性が、文中にぎゅっと詰まっている。
    "物尽くし"の手法について、「自分が世の中の中心だとはとても思えない」、でも「端っこも世界なんだ、そう言いたいんだと思います」と書いているのが、たくさんの子供たちと接してきたかこさんらしい答えだなと思う。
    ペンネームの由来にもインク代の節約という戦時の影があるが、戦争そのものについての絵本を描いておられたら、どんなものになったのだろうか。
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    投稿日:2021.03.28

  • けんぞー

    けんぞー

    かこさんの経験に基づいたいいフレーズがたくさんあった。子どもとは何たるか、教育とは何たるか。その一部を

    「子どもというのは、そんなふうにふとしたきっかけで、自分の居場所やしたいことを見つけていくものです。」

    「子どもという生き物は、それぞれに自分でも気づかない鉱脈を秘めているのです。それに気づかせてやれば、そこから一気に花開いていく力を持っているものです。」

    「間違えない人間なんていないのだから、そこで腐らず、諦めずに、自分でどう考え、乗り越えたかが大切で、そこにこそ生きていく値打ちがあるというものです。」

    「自分の人格や培ってきた経験や思考を精一杯さらけ出してこそ、子どもも応じてくれるわけです。」

    「同じように見えても、少しずつ違うというのが肝心で「多様である」というのは、この社会の特徴でもあるからです。」
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    投稿日:2021.01.10

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