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かこさとし / 文春文庫 (51件のレビュー)
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つみき
「だるまちゃんとてんぐちゃん」、「からすのパンやさん」は、本当に何度も何度も読んだ絵本。 優しく、温かくワクワクする絵本はどうして生まれたのか。 かこさとし先生の覚悟と生き方を少し覗かせてもらいました…。 自分で考えて選択すること。大事にしていきたい。続きを読む
投稿日:2024.03.06
eeerika
生い立ちや戦前戦後の中で生き抜くストーリーに惹きつけられる。こういう人から生み出されたんだ。だるまちゃんやからすちゃん
投稿日:2024.02.10
みえはる
すごく良かった。 絵本作家のかこさとしさんのエッセイなんだけど、ですます調で書かれていて堅苦しくなく、人柄もでてとても優しい文体。 一章と二章のかこさんの少年時代や青年時代の話が面白かった。 子供を語…る大人って、子供を神聖視してるというか、純粋無垢な存在だと言う人が多くて私はいつも違和感を感じてたんだけど、かこさん曰く「『子どもっていうのは、純粋無垢の天使だ』なんて言い出す方がいると、だから、もうゾッとしちゃうんですね。」と。めちゃくちゃ頷いてしまった! 子供って結構残酷だし、嘘つきでずるい。 でもそう言う悪いことをして失敗して自分で考えて善悪を分かっていくんだと。 かこさんは本当に子どもが好きなんだな。 なのに自分の子どもとは全然遊んでやらなかったらしく、そこは残念だったな。笑 今度久しぶりにかこさんの絵本読んでみよう。からすのパン屋さん懐かしいな。 このエッセイはずっと手元に置いて置きたい本になった。続きを読む
投稿日:2024.01.25
kou.
子供の頃から大好きでお世話になっているかこさとしさん 御自身の子供の頃のお話から、子どもに対する接し方までどうして絵本作家になったのか、子どもとどう付き合うべきか、かこさんの思いや考えがたくさん詰まっ…てた 子供の頃は何の気なしに読んでいたけどあそこまで深く考えて絵本を作られていたとは 私も子供心を忘れずに子育てしていきたい続きを読む
投稿日:2023.12.13
あおいそら
このレビューはネタバレを含みます
かこさとしさん、なんて大きな温かい視点で、絵本を書いていらしたのでしょう。 命をかけた人々の思いを胸に、戦後の全ての変化から、迷いながら大切なものを自分の視点で考え、子どもたちの未来に行きついたこと。仕事も、絵本作家としても、人生そのものに妥協せずに、誠実に生きていらしたこと。どの絵本も子どもたちから学んだことを隅々にまで気を配り、よく考え考え、作り上げてきたこと。 特に科学絵本を書く際に、子どもたちに向けて責任を持って「見取り図を描く」姿勢には頭が下がる。 戦争に深く後悔されたかこさんだからこそ、非戦の絵本を読んでみたかったとしみじみ思う。
投稿日:2023.09.12
ぷー
大好きな絵本作家のかこさとしさんの著書。 私は子どもの頃まさに「子どもは大人が考えている以上に物事を考え、感じ、理解している」のに、語彙力や表現力がないためにそれを理解してもらえず子どもながらに侮られ…てると感じたことがあった。 その思いが文章として綴られていて強く共感し、嬉しくなった。 この本を読んでこどもを1人の人間として尊重することを大切さが改めて身に染みた。続きを読む
投稿日:2023.06.13
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