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周木律 / 講談社文庫 (22件のレビュー)
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総合評価:
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りーり
放浪する数学者を求めて訪れたのは"双孔堂"、警察庁キャリアである宮司はそこで密室殺人が起き、容疑者として尋人である十和田只人が捕まってることを知る。 自分が犯人であると結論づける十和田、既に出された…解を変えるには事件の'前提'を覆さなければ・・・ シリーズ第二作。 流石屋敷に主眼を置いてるだけあって面白いトリックでしたね。 キャラも立ってきてるしいいシリーズになってきたんじゃないでしょうか?続きを読む
投稿日:2024.03.19
MO-FU
堂シリーズ二作目。 前作以上に数学蘊蓄がパワーアップ。 全体の3割ぐらい数学の話してるため、どちらかというと文系の自分には頭の中にクエスチョンマークが駆け巡っていましたが、なんか読んでて楽しかったです…。 眼球堂に続き変な建物ですが、変で奇天烈な建物であればあるほど本格ミステリファンは喜ぶので(偏見)最高です。ただトリックは前作よりも劣るかな... そして最後にあの人も登場。やっぱり出てきた。 森博嗣作品の某人みたいな感じになっていくんですかね?続きを読む
投稿日:2023.12.28
柳瀬斗真
堂シリーズ2作目。小難しい数学の話が延々と続くパートも多い。一方で今回初登場の宮司兄妹が非常に良い味を出している。 今後に繋がりそうな展開、そして数学と館ものをかけ合わせた今シリーズの方向性がある意味…で明確になったと思う。読みながら「いや、これはわからん」と何度も挫けそうになりながら、良くわからないところは検索しながら読んでいった。 ここまで数学についての記述が徹底していると、他のシリーズとは違う読後感もあった。 シリーズ化に向けていろんな準備は整ったと思う。 肝心のトリックはやはり1作目のほうが面白かったが、キャラクターはとても立っていた。 ラストのどんでん返しも良いびっくりでした。続きを読む
投稿日:2023.08.25
ヤエ
堂シリーズ2作目 数学的な専門用語多出のため、かなり難解な点はあるがぶっちゃけ分からなくてもどうにかなる 前作眼球堂と比べると奇想天外なトリックは抑え目だが十分に読み応えがある
投稿日:2023.08.15
ひろりん
1作目と比べると・・・ 正直なところ小難しい話が多すぎてあまり入り込めなかった。 建物もスケールが大きくなりすぎてあまりイメージができず、トリックが明かされていくシーンも、ふーん…という感じで読んでし…まった。 構成上、クローズドサークルのハラハラドキドキ感も少なくてちょっと好みには合わなかったかな…。続きを読む
投稿日:2023.07.31
S.R
このレビューはネタバレを含みます
『堂シリーズ』第二弾。 今回はクローズド・サークルではなく、事件が起きた後の現場を捜査していくというもの。今回はなんと十和田が犯人として逮捕されてしまうという展開は驚いた。なので今回は宮司が実質的な主人公として捜査していく。館にトリックがあるのはなんとなくわかっていたが、「分かるわけないやろ!」と思いながら読んでいました。宮司がエレベーターを降りていたときに感じていた違和感は水圧変化による物なのだなという考察が出来たりと最初からヒントが隠されていてとても面白かったです。今回の結末は前回に比べたらまだ救いがあるのかなと思っていたら、やっぱりお前が関わっていたんかい!という人物が出てきて思わず笑ってしまった。これからもシリーズは続いていくので呼んでいきたいです。 この作品をアニメ化した際の声優陣を自分なりのキャスティングしてみたので読む際に参考にしてください(敬称略)。 十和田只人:津田健次郎 飯手真央/善知鳥神:種田梨沙 宮司司:細谷佳正 宮司百合子:長谷川育美 降脇一郎:古川登志夫 鰐山豊:大塚明夫 鰐山明媚:早見沙織 平国彦:小松史法 鳥居美香:伊藤彩沙 立林付:梅原裕一郎 藤毅:堀内賢雄 毒島:畠中祐 船生:田中敦子
投稿日:2023.02.19
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