【感想】放課後地球防衛軍 1 なぞの転校生

笹本 祐一 / ハヤカワ文庫JA
(13件のレビュー)

総合評価:

平均 3.5
1
3
6
0
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  • 良くも悪くもいつもの笹本作品

    「ミニスカ海賊」は殆ど読まなかったので私にとっては久々の笹本作品の新作。ただし中身は良くも悪くも相変わらずの昭和テイストなラノベ。章立てからして「謎の転校生」に「ねらわれた学園」だし、冒頭のスピード狂の女顧問が天文部員を引き回しての山頂ドライブや炬燵での流星群観測シーンは、コタツネコさえいればまんま「うる星やつら」。登場キャラも笹本作品ではお馴染みの造詣なので安定感はあるが新鮮味はナイ。ストーリーもほぼ初めに予想した通りの決着に。物語り的には序盤も序盤なので次巻以降の展開に期待したい。
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    投稿日:2017.01.14

  • ねらわれた学園を思い出す

    作者が後書きで触れるように、導入の流れはあえて陳腐・普遍的と言ってよいものがあります。
    しかし作中の様々な天文知識など、宇宙関連に長らく携わった作者なりの拘りなどは、現代的なジュブナイルといえる。

    そう。本作はライトノベルというよりも、現代のジュブナイルと呼ぶべきなのかもしれない。
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    投稿日:2017.05.27

ブクログレビュー

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  • るこ

    るこ

    SF。学園。
    王道SFライトノベルという感じの設定。
    個人的なイメージとしては《涼宮ハルヒ》シリーズに近い印象。
    都合の良すぎる展開でサクサク進むので、読みやすい。
    キャラクターの個性はあまり感じず。次作に期待。続きを読む

    投稿日:2020.09.05

  • ちこ(´・ω・)

    ちこ(´・ω・)

    「第一話 謎の転校生」
    天文部の中から続く通路。
    隕石や様々な天文の知識を多々持っていそうな彼女だが、一体何が目的で転校して来たのか気になるな。
    迷い無くどんどんと謎の通路を突き進み、尚且つ見つけた潜水艦にすら見向きもしなかったのも気になるな。

    「第二話 狙われた学園」
    謎に包まれた彼女の正体。
    正直素直に話をされても、こんな非現実的な話を簡単に信じて協力するなんて難しい話だろうな。
    それは本物の様に見えるが実物とは違う物となると、視覚と感覚の違いでずっと居たら気分が悪くなりそうだな。

    「第三話 星空の向こうの国」
    途絶えた連絡と空腹の少女。
    本当に宇宙人だったとしても人間をベースに作られているのであれば、必要最低限の食事は当たり前だよな。
    突然定期連絡が届かなくなったのは、電波が遮断された場所に居たからというだけならいいのだが。

    「第四話 桶屋横丁の地球防衛軍」
    目的を失った者たちの行方。
    彼が連絡した先が顧問だと分かった時は驚いたが、信頼できると同時に何か知っていると確信していたのだろうな。
    定期連絡が途絶えた理由は分かったが、相手が分からないままそんな事をして大丈夫なのか少し心配だな。
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    投稿日:2019.09.10

  • keixinhu

    keixinhu

    筆者もあとがきで書いているように、転校生が宇宙人の手下なんて物凄いベタな設定。それでもテンポ良く読ませるのは素晴らしい筆力。
    主人公たちが入隊した地球防衛軍はどのあとどういった展開を見せるのかが楽しみ続きを読む

    投稿日:2019.06.23

  • 魚雷屋の読書録

    魚雷屋の読書録

    #日本SF読者クラブ 3年ぶりに第2巻がでたので再読。こういう話だったんだ、と確認。梅田安土郎ってアンドロー梅田(宇宙の騎士テッカマン)からとってるんだよな、CVは確か、故山田康夫氏のはず。

    投稿日:2019.05.20

  • ヨッシー

    ヨッシー

    表紙に一目惚れして購入。ハヤカワ文庫って多分ニューロマンサーくらいしか読んだことがなくて、そもそもSFというジャンルに関しては生まれたての赤子くらいの知識しかないので、そんな自分がこういう本を読んだらどうなるんだろうっていう興味もあった。
    中身はこれぞジュブナイルというか、作者さんが現役最古のラノベ作家を自称してるだけあってストーリーの筋は古き良き王道を直進している。今時のラノベと比較したら間違いなく硬派なものに分類されるのかもしれないけど、自分はその方が好き。小さい頃はこういうシチュエーションに憧れたもんですよ。
    文体はSFだからなのかこの人の特徴なのかはわからないけど、登場人物の感情描写より事象や物質の説明に重きが置かれていて、理系!って感じの文章だった。好みではないけれど、慣れてくると歯応えがあって楽しい。あと余談なんだけど、007のゴールデンアイが好きなんですよ自分。小さい頃64で友達と撃ち合いまくったやつ。それに出てくるアンテナが設置されてる天文台の名前をこの小説のお陰で知ることができたので、やっぱ読書っていいよね。
    そして手に取った時こそ読み切りだと思ってたけど続きものやんね……シリーズ終了まで追いかける記憶力があるかどうかは俺のみぞ知る。
    続きを読む

    投稿日:2019.02.27

  • kogakura

    kogakura

    このレビューはネタバレを含みます

    2018/01/08 読了。

    図書館から。

    ボーイミーツガール!
    きれいな美少女は宇宙人の手先…!?

    続きはどうなるのでしょう?

    レビューの続きを読む

    投稿日:2018.01.08

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