月とライカと吸血姫

牧野圭祐, かれい / ガガガ文庫
(3件のレビュー)

総合評価:

平均 4.7
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  • 純愛物って感じかなぁ

    冷戦時のアメリカとソ連の宇宙競争をモデルにしたお話です。
    主人公達の所属しているのはそのソ連側であるツィルニトラ共和国連邦です。共和国連邦は人を宇宙へ送るという偉業を確実に成功させるため、人類によく似た吸血種族である吸血鬼のライカを実験として宇宙へまず送ることを決めます。そして、主人公であり、宇宙飛行士を目指すレフがライカの世話役としてつくことになるのでした。


    題の通り、レフとライカの純愛物という感じです。
    レフとライカが宇宙の訓練などを通し、少しずつ仲良くなっていく展開がまず面白いです。少しずつ困難を超え、二人だけの秘密が増えていくような感じがいいなと思います。

    また、ヒロインのライカが普通に可愛くていいなと感じました。いじっぱりな感じで少しツンデレぎみな感じがすごくかわいらしく感じました。

    あとは宇宙へ行くというのが強制でなく、本気で目指している感じなのもいいなと感じます。宇宙飛行士でありたいということとそれぞれの立場などを守りたいという気持ちなどのせめぎあいが物語としての面白さをあげていると感じました。

    純愛で読みやすい作品だと思うので、是非読んでみて下さい。

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    投稿日:2017.12.19

ブクログレビュー

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  • yunumata

    yunumata

    久々にあらすじだけでときめいた小説。値下げもされていたのでその場で買って一気読みした。興奮した。
    <1960年代の旧ソ連を舞台に、実験飛行で宇宙ロケットに乗せられる吸血鬼の少女と、飛行士候補生の少年が出会い訓練を供にする>という、抜群すぎるログライン! 読み終えても、ほとんど期待した通りの内容で、そうそうこういう感じ欲しいよね! みたいなのが素晴らしいシェフの献立のように用意されていた。二人がバディになるまでが早い分、訓練生としての日常パートは必要最小限かつちゃんと面白いものになっていて、ぐいぐいと最後まで読ませてくれた。ちゃんと資料をあたったであろう部分は特に出色だった。
    逆に、ライトノベルだからなのかもだけれど、キャラクターの心情をかっこ悪いくらい明からさまに地の文に書いていたり、セリフが色々直接的すぎていたり、もうちょっと伏線が丁寧に出来るはずじゃないか、と思える場所がとにかくあって、「よしよし! ここからは大人の力でさらに直していけば完璧だね」みたいな……感じがあった。後半にあるどんでん返しもぜんぜんサプライズじゃないしな……。小説というより、超ー長いアニメ映画の初稿プロットのようだった。終わり方もロマンティックだけれど、盛り上がりには欠けていたと思うし、何より飛躍がまったくなかった。
    しかしとにかく食材が一流なので、がっかりするというより充実感のほうがずっと上回るし、何なら自分ならさあどこを直そうか、みたいな建設的な頭の回転が始まるので、やっぱりこれはシンプルにいいアイデアの話だと思う。「ラノベでしょ?」って多少食ってかかれば、ちゃんと想定年齢の読者以上でも楽しめます。……どうしても『とある飛空士への追憶』がちらついたけれど。あっちは「小説」としてもパーへクトだったんだよな……(逆に言えば、あらすじだけならあの作品以来くらいの衝撃でした)。
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    投稿日:2017.05.16

  • よーぐる.uq1

    よーぐる.uq1

    ラストも含めたシーンの美しさは文句なし。二人の関係性が伝わって来る暖かいエピソードが素晴らしい。あとはもう少し物語に緻密さがあると良かった

    投稿日:2017.03.01

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