阿蘭陀西鶴

朝井まかて / 講談社文庫
(32件のレビュー)

総合評価:

平均 4.2
9
13
2
1
0
  • 賞に値する名作

    『好色一代男』で知られる井原西鶴と盲目の娘あおいのおかしくも切ない生涯を綴った物語。
    江戸時代の大阪の活気と、京都や江戸に負けてたまるかと言う反骨心がリアルに
    伝わってきます。
    朝井さんは、時代小説の第一人者。
    今回も仔細な史実を掘り起こし、丁寧に調べられて書かれています。
    賞に値する名作だと思います。
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    投稿日:2017.07.17

ブクログレビュー

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  • mayun

    mayun

    教科書に出てきた江戸時代の文化人…ほどの知識しかなかったが、テレビで井原西鶴について知り興味を持ってたどり着いた本。
    よくありがちな調子のいい道楽者で豪傑みたいな人物像を想像してたけど、物語の主人公である盲目の娘と同様にページが進むにつれ西鶴の情の深さやユーモアのある生き様に魅せられた。
    また読みながら家の中の様子、台所風景が目に浮かぶ美しい文章だった。
    西鶴のみならず江戸時代の文芸をもっと知りたいと思った。
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    投稿日:2020.12.29

  • ロカ

    ロカ

    このレビューはネタバレを含みます

    井原西鶴と盲目の娘おあいの物語。
    あー、こういう親父いるわ、と思いながら、嫌でたまらなくても、その親の面倒を見るのはおあい。
    俳人でありながら、俳句ではなく草子ものが当たってしまい、その間に天才芭蕉が西鶴の先をいってしまう。
    巻き込まれる娘はたまらないよなぁと思いながら、それでも私もあおいと同じ事をするのだろうと思う。
    切なくて、あったかくて、最後に泣かされなんて、もう朝井まかてさんはずるい(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)

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    投稿日:2020.08.21

  • koishi-2018-bun

    koishi-2018-bun

    詳細は、こちらをご覧ください
    あとりえ「パ・そ・ぼ」の本棚とノート
    「阿蘭陀西鶴」 → http://pasobo2010.blog.fc2.com/blog-entry-1294.html

    投稿日:2019.10.28

  • soniagandhi

    soniagandhi

    切ない。何がせつないってそりゃもう、父娘の実は…的な。
    やっぱり、言葉に言わないけど空気を読めって親子でも絶対分かり合えない。
    いっぱいスキンシップをしていっぱいコミュニケーションをとってほしい。ハグしたらいっぱいアドレナリンとオキシトシンが出るからそれが脳にも心にもとっても重要。今大好きな人を横目にみて、これを書き終わったらキスして大好きと言おうと思えた。続きを読む

    投稿日:2019.06.23

  • 国中千鶴

    国中千鶴

    井原西鶴が生きた時代は、文化が花開くころだったことを知りました。
    →https://ameblo.jp/sunnyday-tomorrow/entry-12385788138.html

    投稿日:2018.07.14

  • なー

    なー

    このレビューはネタバレを含みます

    西鶴も今では浮世草子の創始者と認識されてるけど、元は俳諧師だったらしいです。松尾桃青(芭蕉)を意識しているのに素直になれず、ムキになる西鶴は憎めないw。
    気になったのは、西鶴の敬愛する西山宗因が全く出てこないこと。まあ、盲目の娘・おあい視点の物語なので、おあいと接点がなければ仕方ないか。
    そう、目の見えない話者の特性上、視覚描写が全然なく、音や匂い、触覚による情報が豊かなのが独特な世界を作っている。絶世の美形らしい上村辰彌も、容姿の描写に頼れないので、その素行や周囲の扱いといったエピソードによって造形されているのが見事。

    あと、駆け出しの近松門左衛門もチラッと出てきます。
    「げろり」とか「げろげろ」といった擬態語が、個人的にはウザかった。

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    投稿日:2018.04.15

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