【感想】宿神(3)

夢枕獏 / 朝日文庫
(3件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • i-suya

    i-suya

    戦が始まる。野望実現の好機に清盛は、権謀術数を弄する非道の冷血漢となる。まさに平家物語の悪役、清盛である。争乱の時代に名を成した人物である。善悪二面性を持っこの人物こそ清盛に相応しい。

    投稿日:2016.08.10

  • 風太郎

    風太郎

     仏門に入った西行は、高野山に登り、亡き人を弔う。一方都では政権をめぐって大乱の気配が漂い始める。

     西行の人を想う気持ちの強さが感じられました。

     人を想うがゆえに苦しんでしまい、その苦しさから逃れるために仏門に入りながらもなお苦しみ続ける西行の生き様に心を打たれました。

     一方都では、親友の清盛が政権をめぐって画策しており、西行とは対照的な生き様が面白く感じられました。

     いよいよ次巻が最終巻、西行と清盛の運命をしっかりと見届けたいと思います。
    続きを読む

    投稿日:2015.06.06

  • Hikari

    Hikari

    ☆2015年5月5日
    秋田帰省の帰り道、新幹線で黙々と読んだ。
    掌の中で時代が流れていく感覚が面白い。
    もはや小説の域を出て、歴史の研究書状態になっている。

    投稿日:2015.05.24

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