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桜庭一樹 / 集英社文庫 (31件のレビュー)
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総合評価:
理科好き
3
あまり救いが・・・
少しネタバレ的になってはしまいますが,基本的にあまり救いがない話しが展開されていきます。 関係する複数人の視点から一連の出来事が語られるスタイルで,この作家さんの得意な形の一つかと。 まぁ面白いとも…言えるし,なんでそんなところに落ち込んでしまうんだ,といらいらする気もするし。 しかし,こういうのも現実の一つなんじゃないかとも思えます,が救いがない。続きを読む
投稿日:2017.02.10
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manndanana
物語自体は面白かったけど、長い題名だけで引きつけようとするサスペンス番組見たあとみたいな何も心に残らない感じのストーリーだった
投稿日:2022.12.19
towa
2009年、消費者金融全盛のとき。 ひとりの女とひとりの男が出会ってしまう。ノスタルジアを抱えたソロ同士、似て非なる二人の騙し合い。 ばらばらになるか、秘密を貫くか。 仕込まれた伏線が回収されていく…後半につれ、物語が加速します。続きを読む
投稿日:2022.05.11
かみりこ
久しぶりの桜庭一樹さん。 全体に薄暗くて圧迫感のある中で明るい振り?をして頑張って生きてるけど…どうにもならない深みにはまっていく。みたいな絶望感が独特で…いつも引きこまれて読んでしまう。 時にお…金は人生の破滅の入口といっても過言ではないと思う。「紙の月」「火車」この手のテーマの本は読見終わってから大丈夫かな?私?と不安しか残らない。続きを読む
投稿日:2022.02.02
まよひが
初桜庭作品でした。 最初は句読点の多様など 文章で沙漠の不思議ちゃん感が出ていて なんだこの女、そして男(解)と 腹立ちながら読んでいたが それに慣れてからはあっという間に読み終わった。 里子や古書…店店主のくだりは共感できたり 好きな表現などあり(人格のダウンタウンなど) 面白かった続きを読む
投稿日:2021.04.26
ひるあんどん
終始乾いた印象。登場人物みんな幸せじゃなさそう。主要人物四人も、その周辺の人も。解の妻も幸せじゃなさそう、というか、描写するのが解と里子の視点だからなのか、幸薄い感じ。
投稿日:2018.12.26
onokake
このレビューはネタバレを含みます
私の男以来の桜庭さんでした。 描く世界観と、男と女の関係、性描写、どれをとっても一級品です。しかし、好みは分かれるかなと。私はとても好きです。このどうしようもない人間感が。 消費者金融を題材にはしてますが、根幹にあるのは人間の底知れぬ哀愁。人はこんなにも落ちぶれるし、生きるのはこんなにも大変なのだということ。砂漠の人生は哀しすぎますね…。 解の殺人の動機が語られないのがまた我々読者の想像を駆り立て、人の心の闇を感じさせますね。狂っているのに、狂ってる描写はない。あくまで裕福な妻をもらい、その箱庭に閉じ込められている解の心情だけ。人を殺すということに対して強く焦点を当てないのが、個人的には好きです。それでも最後のepilogueはしっかり落とす。齢にそぐわぬ容姿になってしまった解。その理由を知ってるのは… nostalgia。個人的に、パワーワードでした。これから先忘れることはないかなと。自分にとってのnostalgiaを思い出しました。辛い記憶ではありますが、それを否定することはできない。この小説に、思い出さしてもらいました。
投稿日:2018.07.09
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