月と太陽の盤~碁盤師・吉井利仙の事件簿~

宮内悠介 / 光文社
(10件のレビュー)

総合評価:

平均 3.0
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ブクログレビュー

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  • 黒い☆安息日

    黒い☆安息日

    このレビューはネタバレを含みます

    宮内悠介の作品にしては、うーん、どうやろ?ちょっと消化不良な感じかなぁ。

    碁盤を作る碁盤師がホームス役、その弟子で棋士の若者がワトソン役兼主人公である。その設定は良いのだが、ホームズ役の碁盤師、利山がなんとも掴めないキャラクターで、悪役の贋作碁盤師安斎の方がキャラクターとしてしっかり成立しているくらいである。むしろこちらを主人公にしたプチノアールで良かったのでないか?と思えるくらい。

    碁や碁盤に関するうんちく、ノウハウは興味深いが、肝心の物語が薄い。プロットを紹介しているだけ程度に思えるような作品もあって、残念。ボリューム含めてもっと掘り下げて欲しいなぁと思えた。

    これシリーズ化するのだろうか?だとしたら、触りの1冊。役者も揃って、これからの展開には期待できそうである。長編、もしくはもっと突っ込んだ連作短編で読ませてほしい。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2018.06.24

  • umisuzume0303

    umisuzume0303

    なんというか、取り上げた題材は面白いのですが、想定読者層を大幅に下げたのでしょうか?ライトノベル(?)的なものを読んでいる気分。楽しめませんでした。

    投稿日:2017.08.12

  • ryokutya87

    ryokutya87

    「ヨハネスブルクの天使たち」を絶賛した過去の自分が恥ずかしくなるくらいにつまらない本だった。
    この著者はきっと、人生の機微だとか男女の愛だとかは書けないのだと思う。自分の頭の中だけで物語の設定をこねくりまわして悦に入っているだけの、妄想癖作家なのだと思う。難しい言葉や引用で装飾されてはいるけれど、よく見ればそこには何の意味も付与されていない。
    利仙も安斎も幼稚な漫画キャラクターのようだし、愼と蛍衣の2人のシーンは目を疑ってしまうほどこっ恥ずかしい。
    いっそ人間を登場させない小説のほうが、この人には向いているのではないかな、と思ったり。
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    投稿日:2017.03.15

  • ちょ

    ちょ

     私は碁を知らない。
     けれども、この本を読んでいると「人生とは長い長い碁のようなものなのかもしれないなぁ」と感じてしまう。碁ってすごい世界だ、と。

     碁盤なんて大きな木の何かくらいにしか思っていなかったけれども、機会があったら碁盤に打つところを見てみたい、石の音を聞いてみたいと思った。続きを読む

    投稿日:2017.03.07

  • ao-neko

    ao-neko

    囲碁ミステリ……ではなく、碁盤ミステリ。もちろん囲碁も関係はあるのですが、メインは碁盤なので。囲碁をまったく知らなくても、とっつきやすい印象です。むしろ碁盤に関するさまざまな知識が楽しめるところが、魅力かも。
    お気に入りは「花急ぐ榧」。何とも切ない物語。しかしそれにしても、碁盤にするために何百年……とんでもなくスケールの大きな物語が碁盤に秘められている気がしました。なるほどそれなら「宇宙」と言われても納得できそうです。
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    投稿日:2017.02.05

  • tamako

    tamako

    放浪の碁盤師と彼を慕う少年棋士が出会う囲碁を巡る事件の数々。
    碁盤を作る仕事など想像したこともなかったので、まずそれが新鮮だった。囲碁についてはほとんど知識がないが、これを読むとそれが単なる遊戯ではなく哲学、一つの世界であることが伝わってくる。
    形としてはミステリ連作短編集でも、SFと同じくやはりセンスオブワンダーを感じる不思議な話だった。
    続きを読む

    投稿日:2017.02.02

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