【感想】波よ聞いてくれ(3)

沙村広明 / アフタヌーン
(21件のレビュー)

総合評価:

平均 4.1
6
6
4
0
0
  • 独創的がもっと独創的に

    主人公のミナレの妄想力、そして自分の本能のままに
    生きるこれが面白くなってくる。

    自分とは全く違う独創的な視点で世の中を生きている主人公
    3冊読んでもまだ、主人公がつめない。

    私が印象的だったのが2つのポイント

    ①ラジオのDJの役割。
    総合演出家でいい。知人、音楽家、リスナーを使って
    作品を織り上げればいい。

    芸人ではないから、自分だけの力でなんとかしようと
    しなくていい

    ②ラジオのADとして働くには何が必要か。
    ADがやっているのは雑用。雑用をやりたいという人と
    一緒に働きたいとは思わない。

    このつまんねぇ番組を終わらせて俺が聴衆率倍の番組作ってやる。
    それをエネルギーにしているヤツの方がいい。


    ミナレ本人のエピソードではないけど、この2つが印象的でした。
    この本は、巻が増える毎に天一のこってりが、もっとこってりに
    なっていく感覚です。どのマンガでもこの味はありません。

    ハマレバきっとあなたもヤミツキになること間違いなし。
    まずは、1巻からどうぞ。
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    投稿日:2016.11.29

  • もう存在自体が楽しいミナレw

    一歩間違えると非常にさむい漫画になってもおかしくないのに何かもう色々と絶妙すぎて、いやーすごいわ。この漫画。

    ミナレが面白すぎてそこにいるだけで楽しい。もちろんミナレをいろんな意味で引き立てる脇を固めるレギュラー陣も最高です。

    現実の方が奇々怪々?いいえそれを言うならミナレという存在こそ...(笑)
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    投稿日:2016.12.15

  • ”無軌道オカルトカレーラジオ漫画第3巻"←作者あとがき(笑)

    遅ればせながら、3、4巻目買いましたー。うーん、ミナレ姐さん、引きがメチャ強いというか、神がかり的に持ってますねー、というか、汚れなき”マッチポンプ”じゃん!!(爆)。
    で、この第3巻、なんて評すればいいのかと読後に思っていたら、作者あとがきに”無軌道オカルトカレーラジオ漫画第3巻”とか書かれていて、「うーん、さすがは作者!!」と少々イミフなことを思った次第であります(笑)。あと、"+空想サスペンス味"でもありますが。4巻目もさっさと読んでしまおうっと。
    直接関係はないけど、こちらも(ミニ)FM局を舞台にした映画「波の数だけ抱きしめて」(「私をスキーに連れてって」のホイチョイプロ3部作の3作目。織田裕二と中山美穂だよー、もちろん当時のね(笑))観たことなかったので観たくなりました。サントラの方はレンタルして、カセット(時代やねー)に落としてよく聴いてたのにねー。
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    投稿日:2018.01.19

ブクログレビュー

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  • maiaki

    maiaki

    このレビューはネタバレを含みます

    ミツオの埋葬もミナレの番組が正式に始まったのもすごく面白かったけど、マトンの腐ったのってスーパーくさそうでそれは本当にひどすぎると思う…。
    呪いとか思う前に気づかなかったのだろうか…。

    瑞穂ちゃんのラジオ局に勤めることになったきっかけは大変良かった。
    直球でなかなかのことを言ってるのもすごく好き。

    ミナレのキャラがキャラなので、マンガだけど文字がすごく多いし、セリフが秀逸。
    次巻も楽しみ。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2023.07.21

  • ykikuchi

    ykikuchi

    著者があとがきに書いていました。「無軌道オカルトカレーラジオ漫画『波よ聞いてくれ』第3巻いかがでしたでしょうか?」ですって。
    正直でストレートすぎる告白で、今後の展開も楽しみでしかたありません。
    ミナレさん家の下の階の男性が遭遇する、とてつもない不合理な出来事に慄いてしまいました。次巻も楽しみであります。続きを読む

    投稿日:2022.12.06

  • sakopy

    sakopy

    このレビューはネタバレを含みます

    ラジオの可能性
    ラジオの面白さ
    を思い出します。
    私もラジオからはじまっています。
    今でもずっとラジオを聞いています。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2022.03.06

  • bukkubuku2

    bukkubuku2

    このレビューはネタバレを含みます

    オカルト回です。

    この方の作品、初めてなんだけど、
    人が死なない初の漫画です、って1巻のあとがきで書かれてたと思うんだけど、前作どんなのだったんだろう?

    緊張と緩和と、あと見事なまでの実写性が魅力です。

    多分ね、アイドルの自叙伝みたいな漫画あると思うんだけど、この方が書けば、その書いたものが「事実」になると思うんだ。
    リアルなまでのリアルさがある・・・どうしてなんだ?

    レビューの続きを読む

    投稿日:2019.06.02

  • 北風

    北風

    やっちまったな、お嬢さん! それにしてもこんな伏線が隠されていたとは!! あの眼鏡男、一回きりとは思わなかったし、なんか祈祷してたし、こんなことになっていたなんて、驚き。すごいなあ。そして、お兄様登場。まだまだこれからこじれるのだろうか? そして、ラジオはまだまだミナレの周辺のみ。世間が狭い。続きを読む

    投稿日:2018.02.17

  • gmind

    gmind

    オカルトチックな放送をした関係もあって、下の階の屋根裏の切り刻また死体を発見したかと思ったら、自分が地下の収納に入れたマトンが落下したものだった。という話がメイン。
    久しぶりに読んだが相変わらず会話が面白く、吹き出してしまう。

    『麻藤さんは一回聞いた事ない性病にでもかかって死んだ方がいいと思いますよマジで』

    『お前に何かあったらその時は保釈金は全額払ってやるからよ』『ほう、私が逮捕される前提・・・となるほどね』

    『私尼になろうと思う』『そろそろわかるようになりましたよ ミナレさんが本気で言ってる時と・・・あ これ明後日には違う事言ってるな・・・って時の温度差』

    『宝田さん今頃どうしてますかねぇ』『さぁ・・・酸素を吸って二酸化炭素を吐いてんじゃないの?
    続きを読む

    投稿日:2017.10.01

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