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七飯宏隆, 巳島ヒロシ / 電撃文庫 (11件のレビュー)
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ディひター
ゼロ年代SFラノベの金字塔。でも最大の見所は、世界観やストーリー展開ではなく、表現そのものだと思います。間違いなく私の人生に大きな影響を与えた一冊。
投稿日:2024.01.12
おとは
このレビューはネタバレを含みます
あらすじから得たのは、静かな世界で擬似家族となった皆が織りなす優しくも切ない日常の物語…というイメージ。 が、蓋を開けてみれば(シェルターは閉じられたままだが)非常にアクの強い、いかにも『人間らしい』キャラ達が、結構騒がしくやりながらドタバタと『世界』を生き抜いてやる…そんな話だった。 個人的にはルカが家族になるところまでが「承」に感じたので、そこから更に「転結」があるとよかった。 印象的なシーンはハルさんがブチ切れるところ。 しかし、タイトル…変えてよかったですね(笑)
投稿日:2015.02.02
タカツテム
作品の纏っている雰囲気は柔らかく、ストーリーにも特に難点をつける場所は見当たらない。しかし、終始漂い続けた暗さを和らげることは出来なかったのだろうか。あまりの暗さに暗澹たる気分になってしまった。確か…にこの暗さは作品の中核を成すテーマ性を背負ってはいるが……。 もう一つの特徴としては物語の語り部となる人物が箱庭で暮らしている人々に対して半客観的な立場にいる点。この物語は読者からすると主人公に見えてしまう少女ではなく、あえて機械を語り部にする事で徹底した暗さを保っている。 他の人物たちとは一線を画する「彼」が途中で巻き起こす騒動は正しく恐ろしいの一言に尽きる。 この作品では現状に至るまでの状況は描かれていない。描かれているのは楽園の始まりと終わりの部分だけだ。彼らの幸せを祈る隙も無い。何とも、悲しい気分になってしまう作品だった。続きを読む
投稿日:2014.11.14
nakaiazu
凄く不思議な作品だったように思います。 金賞の作品だった気が・・・ なんていうか、覚えていないけど、凄く「人間」というものを考えさせられた作品だと思います。 絵とミスマッチな内容でしたね。 でもお互い…がお互いを相殺していくような、読み終わってみれば、良い後味な作品でした。 ちょっと変わった作品が読みたい方にオススメです^^続きを読む
投稿日:2012.02.04
sinauraragi
七飯さんの大賞受賞作。 滅んだ世界で唯一生き残った少女を中心に描かれる物語。 そういう設定に弱いらしい(笑
投稿日:2011.09.26
みずの
電撃大賞11回大賞作。 崩壊した世界で唯一の人間「まゆ」と、幽霊5人・犬1匹の家族ごっこ。 ストーリーはよくあるようで、ありきたりでない。 2度読みして、「私」視点を面白く感じられた。 幽霊の一部…の内面が見えづらくもあったけど、 触れていくと冗漫になりそうだから、ちょうどよかったようにも思う。続きを読む
投稿日:2011.09.21
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