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倉阪鬼一郎 / 光文社文庫 (3件のレビュー)
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永遠ニ馨ル
江戸の人たちのたくましさが描かれた巻。 災害に見舞われてもそこから立ち上がる姿は、現代のわたしたちも見習うべき姿だと思う。 美味しくて温かいものを食せば、力が湧いてくるんですね。 開国へ向けて、世…界がうねりをあげるような江戸末期。南蛮は敵だと考える人たちもいるであろう場所で南蛮料理を生み出して振舞うことは危険分子と見做されやしないか、ちょっとだけハラハラしてしまいます。続きを読む
投稿日:2019.04.01
ルエカ
10/31読了 1巻同様、南蛮料理に挑戦しそれを味合う姿は読んでいて楽しい。表紙も色合いが春めいて優しい気持ちになれる。 その一方で、読んでいて悲しい気持ちになることが大半を占めた。物語の盛り上がりに…困難は付き物。再起をはかる人々を温かく描写しているのだろうが、ただかわいそうという印象が強く残った。困難の後にお祝い事があったが、作中ではページを増やしてもっと盛り上げてあげても良かったのでは。 でもテーマはやっぱり面白い。3巻も出ているようなので読む予定。続きを読む
投稿日:2016.10.31
hito-koto
倉阪鬼一郎さんの料理・時代物「まぼろしのコロッケ」<南蛮おたね夢料理(二)>、2016.3発行です。読後感、う~~~む です。なにより「キレ不足」、いわば「気の抜けたビール」のような気がします。失礼し…ました。料理物は面白くて人気がありますが、単に料理を作るのではなく、物語に厚みや深みを加え、味わい深いものにしていただきたいと思いました。続きを読む
投稿日:2016.05.10
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