傷だらけのカミーユ

ピエール・ルメートル, 橘明美 / 文春文庫
(146件のレビュー)

総合評価:

平均 3.9
25
74
34
1
1
  • 三部作の完結編。切ない余韻を残す傑作ミステリー

    カミーユ警部シリーズ三部作完結編。
    イレーヌの事件をかなり引きずってる内容なので一作目を読んでいない人にはちょっと分かりづらいかも。
    カミーユの恋人が強盗事件に巻き込まれ、またしてもイレーヌの事件の再来かと嫌な予感が頭をよぎる。
    まったくの孤立無援の状態で孤軍奮闘するカミーユ。
    後半、単なる強盗事件は全く違った顔を見せ始める。
    とにかくカミーユが可哀想、切ない。
    読み終わってみれば、タイトル通りの傷だらけのカミーユであった。
    続きを読む

    投稿日:2016.10.28

  • 完結編にして最高傑作!

    アレックス以上に途中から予想外の展開に。
    三部作とはよく言ったもので、見事に三作でひとつをなす、歴史的傑作シリーズ。男と女にまつわる犯罪が中心にあるのもフランスぽくってよい。ちょっとした漂うユーモアも続きを読む

    投稿日:2016.12.31

ブクログレビュー

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  • marimo

    marimo

    カミーユは新しい恋人・アンヌと過ごしていた。
    ある日、アンヌは強盗事件に巻き込まれ、殺されそうになる。なんとか生き延びたが、犯人は逃走した。
    その犯人は、アンヌを探し続けるが、殺せるタイミングがあっても殺さない。
    カミーユに再び訪れた不幸な事件。
    犯人の正体は、そして犯人とアンヌの関係とは、という謎めいたストーリー。


    事件発生からストーリーが始まり、描写も相変わらずの酷さで、作者らしい作品でした。
    前作と比較すると、内容の面白さやストーリー性が少し劣りますが、個人的には楽しめたかなと思います。

    前作との繋がりがあるので、単体で楽しむというよりは、前作を読んだ上でこの作品を読むことをおすすめします。

    3部作すべて読み終えたので、違う作品にも手を出してみようかなと思います。
    続きを読む

    投稿日:2021.11.19

  • 1/35少年

    1/35少年

    3部作一気に読了です。
    前2作に比べると叙述トリック的な衝撃は少ないですが、最後の章のスピード感は流石です。
    2章までは少し退屈でした。

    それにしてもカミーユがかわいそうすぎる…。アルマンも居なくなってしまって…。ルイを養子にしてきゃっきゃうふふと安らかに過ごしてほしい…。日常回希望だよ…。

    続きを読む

    投稿日:2021.10.11

  • はな

    はな

    作者は何かカミーユに恨みでもあるのか?
    あとものすごくどうでもいいけど身長の設定が145ってのももう作者がカミーユをいじめているようにしか見えない( ˇ-ˇ )

    日本では三部作の2作目が1番有名で、私も2作目から読んでしまった。結論がわかってるので1作目を読む気がしなかったのが個人的に残念。1作目から手に取っていれば、、、続きを読む

    投稿日:2021.09.29

  • nekotaro

    nekotaro

     大好きな作家、仏のピエール・ルメトールのパリ警視庁警部カミーユが主役のミステリー''悲しみのイレーヌ''、''その女アレックス''に続く三部作の完結偏です。

     パリ市内の宝石店で強盗が押し入った。運悪く事件少し前にアンヌが通り掛かって犯人達に暴行され重症を負った。犯人達は宝石店を強奪し逃げ遂せた。1月にも同様の手口で宝石店強盗が1日で連続して4件起きて居り、今回も同一犯人と思われた。重症を負ったアンヌはカミーユ警部の恋人だった。カミーユは5年前に妻イレーヌが殺されて居り、やっと心の傷が癒えてアンヌはかけがえのない人だった。

     アンヌは瀕死の重症だったが命は取り止め入院している、そこへ宝石店強盗の1人がアンヌを始末しにやって来た。行動は失敗に終わったが目撃者を消す事が目的なのか?
    カミーユは警察内部にはアンヌとの関係を伏せている為に行動がもどかしい。

     2件の強盗と狙われたアンヌ、アンヌを守る為に警察組織を無視し違法行為を犯して懸命に捜査を続けるカミーユ。最愛の妻との突然の別れから運命的な出会いのアンヌを刑事生命を賭けて守り抜こうとする一方で警官としての正義を行使しなければ行けない葛藤が暗く重たいパリ郊外の夜空と重なる。
     前二作とはまた違った以外な展開に作者の巧みな技を感じ結末のカミーユは文字通り''傷だらけだった''
    続きを読む

    投稿日:2021.07.15

  • ハゲ課長

    ハゲ課長

    このレビューはネタバレを含みます

    三部作の中では悲しみのイレーヌが一番個人的にはおもしろかった。衝撃が凄すぎて。今作では好きだったアルマンが死んじゃったのが悲しかった。カミーユはほんと大変な思いばっかりしてかわいそう。ルイとルグエンは最後までカミーユの味方でよかった。いままでの事件がいろいろ絡んできてほんとよくできてた。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2021.06.13

  • ざじ

    ざじ

    表題通り、カミーユ・ヴェルーヴェンは傷だらけだった。だが、最後の一線は超えず犯人逮捕に至る。疲弊しきって、裏切られて、心身ともにぐちゃぐちゃであろう中で、彼は最後まで刑事だったと言うより、この解決法しかないと、早々に腹をくくっていたのかもしれない。続きを読む

    投稿日:2021.06.04

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