【感想】覇剣の皇姫アルティーナXI

むらさきゆきや, himesuz / ファミ通文庫
(3件のレビュー)

総合評価:

平均 4.3
2
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1
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0
  • 逃亡劇からはじまる大反撃!

    ラトレイユから命を狙われたレジスの逃亡劇物語です。
    逃げる途中で傭兵と手を組んだり、バスティアンと出会ったりレジス側の人物関係に大きな変化が生じます。

    そんな中、光ったのはラトレイユが王になるのを阻止するため、
    レジスがあんな姿で逃げながらも着々と反抗の機会の土台作りをしているところ。
    それも、本に載っているやり方でなく自分の考えを表に出して!

    10巻のような大きな戦いはなく派手さに欠けますが、
    将来の帝国の統治論などそれぞれの考えが前面に出ていました。
    大事なことが書かれているのに話に重みが感じられないのが残念。
    でも、この読みやすさが『覇剣の皇姫アルティーナ』の良さでもあります。

    番外編ではアルティーナのメイド研修では部下たちの変態的な性癖が明らかに!



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    投稿日:2016.10.29

  • 物足りない。

    作者が比較的テンポよく作品を出すので、今回はイラストさんの体調不良などという理由を考慮すれば仕方ないとはいえ、待たされた感がながく次の布石とはいえちょっとものたりないというのが感想。
    内容説明通りレジスを危険視しての暗殺劇。その割には緊迫が伝わってこない。
    後半はアルティーナの日常的な部分がコミカルに描かれているけどこれを入れるタイミングがこの巻だったのか。それがさらに物足りない。
    それぞれの立ち位置が見えてきて次にどう転じるのか「覇剣の皇姫と読書狂の青年が織り成す」ここが最近遠ざかってるのでそろそろみせていただきたい。
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    投稿日:2016.11.20

ブクログレビュー

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  • よーぐる

    よーぐる

    ほぼ1年ぶりの新刊堪能させてもらいました。今回は軍を指揮しての戦闘などはなく、敵からの追跡から逃げながら政治的工作を仕掛けるような回で、作者の権謀術数を描く能力がこれでもかと生かされていた最高だった。

    投稿日:2016.11.07

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