【感想】3月のライオン 12巻

羽海野チカ / ヤングアニマル
(86件のレビュー)

総合評価:

平均 4.4
37
27
7
1
0
  • 待ってました!12巻!

    朝イチで起きて、ソッコーダウンロードして、羽海野ワールドへ行ってきました。
    11巻がヘビーだったので、12巻のほっこり感が際立ちます。

    今回は桐山くんの周りの棋士たち、元担任のことが、良く描かれていると思います。
    何というか、あかりさんという光輝く恒星の回りをみなさんグルグルとたくさんの惑星(イヤ、それぞれもよーく見たら輝いているのですが)が回っているような、そんな感じです。

    二海堂愛犬のエリザベスの話あり、桐山くんの苦手とする雷堂さんの話あり、そして喪服の棋士、滑川の話あり、大変内容が濃いです。

    私の願望としては、島田さんとあかりさんお似合いだと思うな~、でも元担任の林田先生も優しいし~…。なんてことを楽しく想像しながら読みました。

    しかも!2016年10月8日(土) 23時よりNHK総合よりアニメが開始しますし、2017年には神木隆之介くん主演で二部作の映画化も決定しております!ムハ~!!

    これはただの少女マンガではありません。男の闘いの物語でもあります。男性にも是非是非読んで、見てもらいたい逸品です。

    今回はスピンオフ『灼熱の時代3巻』も同時発売という心ニクさ。これから読んでまたレビューします!

    おっと、その前に先崎学先生のコラムを読まねば。いつも後回しにしていますが、とても丁寧に将棋のことを説明してくださっています。

    みなさん、是非読んでください!
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    投稿日:2016.09.28

  • 温かさをまとう一冊

    前巻までとはうってかわって、ほんとに明るい巻です。
    零の周りの人たちにスポットライトが当てられ、笑いあり、(涙……はないかな、)笑いあり、笑いありで楽しく読める仕様に仕上がっています。

    こんな巻がつくれるほど零と彼を取り巻く環境は変わったんだなとしみじみとしてしまいました。
    発売を待つに当たって、気持ちを高めるべく、一巻から通し読みをしたんですが、なんかもう、うれしくなりました。
    独りぼっちで、将棋との向き合い方も、人とのつきあい方も関わり方も、なにも知らなくて、なにも知ろうともしていなかった零が、当たり前のように人と関わって、相手の人生に踏み込んで、振り回されている(笑)。
    気がつけばそれが普通になったことを実感できる一冊でした。

    ハチクロもそうでしたが、羽海野さんは人の変化をすごく繊細に、自然にかかれるので尊敬します。

    ぜひぜひ、一巻からの通し読みをお勧めします。
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    投稿日:2016.09.29

  • 続きを読める幸せを感じました

    前の巻はシリアスなお話が多かったので、ゆり戻し(?)で、明るい話が多いと感じました。

    一番目立ってるのは雷堂さんじゃないですかね(笑)。棋竜防衛なるか?奥さんは戻ってきてくれるのか!?滑川さんはやりすぎなくらいの存在感で、ついつい笑ってしまう独特の間があって好きです。

    あかりさんのお相手探し(?)も進展を見せます。夏祭りで転びそうになったあかりをとっさに支えた二人が最終候補なのかな?僕は年取ってる方の人の方が川本家の風景に溶け込む気がしました!

    零君でなくても絵日記…というか壁紙にしたい暖かな団欒のコマ、配信してくれないかなあっておもわず思っちゃうくらい素敵な絵です。羽海野さんの絵は、絵自体に愛情がこもってるというか、こういう場面が好きで仕方ないんだろうなって感じさせる暖かみがあります。

    ずーーっと待ってた甲斐があった12巻。次はもう少し早く読みたいけど、面白いからいいかな…でもすぐにでも読みたいです(笑)。
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    投稿日:2016.10.02

  • コレ本当に12巻?

    読み進めながら湧き出てくる疑念の想い。。

    「もしかして間違ってスピンオフ作品買っちゃった‥?(^-^;)」

    前巻からの揺り返しが半端なくて終始半笑いのまま読み終わった。

    雷堂の話なんて頭が混乱しまくる位に画風がアレ風(一応伏せておきます)だし(笑)
    作者の吹っ切れてる感満載の12巻。
    面白いです!

    ただ、最後にうっすらと新しい恋の台風の予感が?
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    投稿日:2016.09.29

  • コメディ!

    11巻のストーリーの反動か、今までにないくらい笑いに満ちたお話でした。滑川7段のキャラが立ちすぎ!
    あかりさんは誰とくっつくんだろう?

    投稿日:2016.09.28

  • ある意味笑いが堪え切れない巻

    前巻までの切なさ、もどかしさ、イライラなどが吹っ切れた12巻です。

    しょっぱなから零は真面目に暴走するし、雷堂棋竜はオカシイし、土橋九段は癒し系だし、不気味な滑川七段もお笑い要員としか思えないw
    宿ではサービス(?)の水着や、浴衣シーンも!
    ちょこっと恋愛要素もちりばめられ、砂糖を吐きそうになりますが、純粋に楽しめます♪
    頑張れ零!

    川本三姉妹の飯テロもお祭りのお楽しみも相変わらずですが、島田八段とあかりのファーストコンタクトが気になって気になってしょうがない…。

    最初から最後まで幸せな気分で読めた巻でしたが、続きも待ち遠しいですね。
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    投稿日:2016.11.01

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ブクログレビュー

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  • ether-39

    ether-39

    12巻、羽海野先生のユーモアセンスがいつもよりもさらに光り輝いていました。めちゃくちゃ面白かったです。ケタケタ笑いながら読んでました。川本家父のいやーな展開が一旦落着したあとで、のほほんとした雰囲気で読める内容だったのもあると思います。
    それにしても羽海野先生は、これだけ個性豊かな面々を、一人一人違った味わいで魅力的に描き出す力が本当にすごいなと思います。きっといろんな人の良いところを見つける観察力が優れた方なんだろうなと思いました。
    続きを読む

    投稿日:2023.12.23

  • 肉盛り海鮮食堂

    肉盛り海鮮食堂

    桐山零、自立の第12巻?

    今巻は藤本雷堂棋竜vs土橋九段、零vs滑川七段の対局を主軸にエピソード回が挟まる。

    巻頭のエピソード回2話では、Chapter116の二階堂の愛犬・エリザベスが秀逸。羽海野先生の描く動物はなぜにこんなに可愛らしいのか(特に性格が)。

    雷堂(暑苦しい)vs土橋(面白い方に3千点)の指宿編は、対局の面白さはもちろん、川本三姉妹がリゾートを楽しむ姿がほのぼのしてていい。最後の雷堂家の収まり方を見てピリッとする所が抒情的でもあり、父親との関係が完全にケリが着いたようであり。今までの重いストーリー展開のご褒美か (^^;)

    零vs滑川の対局は、零の真っすぐのようで熱い純粋さと滑川の面妖な(あるいは究極の?)純粋さの対決。滑川、強いじゃん (^^;) 滑川のモノローグ中心に進む話が純粋さを際立てているけど、俺の視点は田中七段が喋っているところ。

    最終話は、再び三月町夏祭りの話。今回の川本家のデザート販売も美味そう。これも何ともほのぼのムードで、川本家に憑いていた何かが落ちたかな?
    続きを読む

    投稿日:2023.01.21

  • ss512(試)

    ss512(試)

    このレビューはネタバレを含みます

    今回はただただ楽しい将棋と三姉妹との絡みだったなあ。藤本棋竜騒がしい。滑川七段恐い。でもそのおかげでただ将棋を指してるだけなのに飽きずに面白く読める。最後はみんなでカレーを食べる。イイなぁー楽しそう!

    レビューの続きを読む

    投稿日:2023.01.13

  • sakopy

    sakopy

    このレビューはネタバレを含みます

    ラストシーンの流れが好き
    島田さん
    林田さん
    あかりさん
    どうなるのかなぁ
    ってことが
    キャラクタだけでなく、
    出来事で
    互いの効果で大きく変わる
    背景が世界が丁寧に描いてくれて
    広がるようで良いですね。
    少しずつ
    変わってくるのが面白い
    少しずつ成長
    当たりまだけど
    みんな少しずつなんだよね

    レビューの続きを読む

    投稿日:2022.12.03

  • tsukasa26

    tsukasa26

    この指宿が…人間交差点だとでもいうのか‼︎ 砂蒸し風呂 ぐっしょり濡らした掛け布団ゆ巨大レンジであっつあつにチンして… レンチンした濡れ布団 たった1鉢90円で買った紫蘇が生い茂ってるから夏の間は紫蘇は無料 白玉シロップ続きを読む

    投稿日:2021.02.14

  • ciel

    ciel

    エリザベスの涙ぐましい努力!笑

    将棋のことわからないけど、穴熊対決の表現がわかりやすくてニヤニヤしてしまう!

    藤本家の奥様かっこよすぎます!

    滑川さん、さすがの不気味さです笑
    中継室もたまったもんじゃない!!このカメラ目線大好きww

    自分たちが知る一面とは違う一面を見るとびっくりしてしまうというか、知らない人を見るような感覚になることがある。
    でもだからって遠慮はしなくてよくて、違う一面があるからこそ成り立っていたり救われている部分もあるわけで。
    いろんな面があるから面白いし、一面だけで決め付けることの無意味さを覚える。
    違う一面があるって知ることで、思いやる機会が増えるといいな。

    原価とか冷蔵庫のスペースとか人手とか食器問題とかやりくり大変だよね。

    あかりさん争奪戦どうなるんだろ(*´ω`*)
    続きを読む

    投稿日:2020.09.18

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