メビウス・ファクトリー

三崎亜記 / 集英社文芸単行本
(17件のレビュー)

総合評価:

平均 3.3
1
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10
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ブクログレビュー

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  • todo23

    todo23

    このレビューはネタバレを含みます

    世界にとって重要だと言われているが、実際にどう使われるのか判らないP1という製品を作り続ける工場。
    工場内ではP1を神格化した用語が使われ、それは住民のほぼ全てが関係者である町全体に広がっている。ある日、工場で「汚染」が起きて・・・。
    原発事故や「20世紀少年」のような話も出てきます。

    三崎さんの面白さの一つは「あり得ない設定」に牽強付会の論理をぶら下げて行くところなのです。しかし今回はその根本のところが”お金”がらみ(それも途中で予測できた)になってしまい、妙なリアリティーと生臭さが出てしまいました。
    むしろマインドコントロールに対する警告の書と見るべきでしょうか。する方もですが、受ける方も考えることを放棄し、安易に流される怖さのようなものは感じます。
    でもそんなことを三崎さんに望んでないのですが。

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    投稿日:2018.02.12

  • su

    su

    他の地域と独立している町の不思議な話。映画にも似たような設定はあったが、その町の生活、風習はまさに三崎ワールド。

    投稿日:2017.10.26

  • keixinhu

    keixinhu

    P1と呼ばれる製品を作る工場が全てを支配する街。そこでは工場が管理する電子マネーで暮らし仕事も「奉仕」と呼ばれる管理社会。それは宗教などによる単一価値観の社会を思わせる。
    また「20世紀少年」を思わせる部分もあり楽しめるがオチもまた20世紀少年の様に中途半端というか曖昧さを残す。
    もう少し収集をつけて欲しかった。
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    投稿日:2017.04.12

  • まはりな

    まはりな

    近未来SF
    最近話題の村田沙耶香さんと近いジャンル。
    少しだけ未来のあり得そうだがそうなったら怖い世界を描く。
    ライトノベルの軽い内容だと思って読んでいたけどなかなか深かった。
    町を作った意味も仕組みも最後には判らないが政府や組織の上層部の発表をそのまま信じて良いのか、疑問を持つべきなのてはないのかという問いかけで終わる。
    汚染とか政府発表とか最近良く聞く言葉にはドキッとさせられた。
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    投稿日:2017.02.04

  • 稲石浩司

    稲石浩司

    このレビューはネタバレを含みます

    たった一つの製品を生産する企業に支配された町のSF小説。

    作者らしい世界観、キーワードで拘束感を盛り上げてくれます。
    後半はその世界が欺瞞に満ちていることに気付いた人々がレジスタンス的に行動しますが、作者得意のジワジワ感ではなくサスペンスアドベンチャー的ですが、転がるような展開は面白かったです。
    ただ、落ちとしては不条理感が前面に出て、何がなんだかすっきりしない感じでした。
    他の物語との繋がりがあるかなと思いましたが、そうでもないようです。
    結局「P1」って何?「ME創研」って何?という疑問のみが残りました。
    やはり作者は短編や短編を基に膨らんだ長編の方が面白いような気がします。

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    投稿日:2016.11.29

  • まなみ

    まなみ

    うーむ。いろいろ示唆されるところはあるんだろうけど,私には(特に最後)分からなかったしちょっとついていけなかったかも。

    投稿日:2016.11.28

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