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林真理子 / 小学館 (5件のレビュー)
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小糸
源氏物語を読んだことのない人、大奥とか花魁とか好きな人にはハマる。 源氏物語の原文を読むのはさすがにハードルが高いけど、この作品はすごく入り込めた。 源氏物語にさらに興味が湧いた!
投稿日:2024.03.08
mineko1210
六条御息所の視点から描いた源氏物語。下巻は澪標〜幻、そして源氏の君の死までを描いている。六条御息所の視点を借りることで、ただの現代語訳ではない「林真理子としての」源氏物語が良く描かれていたと思う。 … 特に下巻は老いの悲しさだけではなく、老いていくことに対する優しさや、人に恋することの切なさや喜びがよく書かれていた。続きを読む
投稿日:2021.08.09
marikhmer
都に戻ってからの源氏は政治に力を入れ、権力を欲しいままにしてゆく。ここでも女は道具として扱われ、翻弄される。 若い頃は魅力として捉えられていた、傲慢さや執拗さ、身勝手さが、年齢とともに浮き彫りになり、…源氏のいやらしさと女性たちの苦悩があぶり出されていく。 「六条御息所 源氏がたり」、読み応えたっぷりの大作でした。続きを読む
投稿日:2020.05.09
眠る猫
読了。 下巻は、いわるゆる雲隠れまで。宇治十帖はなし。 六条御息所が語る光の君と女性たちなので、その方がすっきりしていて良い。 上巻同様に六条御息所目線で語られ、女性たちの心の動きの林真理子的解釈がわ…かりやすく面白い。全訳なわけではないので、所々省かれており、そこがまた読みやすい理由だと思う。 私には関係ないことと宇治十帖は語られていませんが、薫と匂宮の話も六条御息所の言葉で聞いてみたい気もする。彼女なら浮舟をどう見るのか? 気になりますね。 続きを読む
投稿日:2017.09.27
かなこ
このレビューはネタバレを含みます
下巻良かった。 傍若無人なお坊ちゃんだった源氏が、 年を重ねるにつれ、政治的な身の振り方も身に着けて どんどんとイヤな奴になっていった。 そんな源氏の思惑に気づきながらも振り回される女君たちが切ない。 やはり紫の上と明石の上が辛い。 女三宮の降嫁は、紫の上に死に至る病を与えていき、 ものの数にいれてもらえないことを感じていた明石の上は そっと源氏を恨んでいる。 幸せって難しいな。 この二人は大出世のように思われるけども、 愛し・愛されるということを実感できない点は不幸だったのかもしれない。 この源氏物語は、他のものより召人が結構出てきた気がする。 その点はあまり読み込んだことがなかったので、 もっと召人に踏み込んだ源氏物語が出るのもいいなーと思った。
投稿日:2017.01.23
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