他人を見下す若者たち

速水敏彦 / 講談社現代新書
(182件のレビュー)

総合評価:

平均 2.7
6
27
61
49
16

ブクログレビュー

"powered by"

  • やまりょ

    やまりょ

    仮想的有能感を持つ若者への偏った視点がすごいけどそれを批判することで自身も仮想的有能感に浸っているかもしれないと思いながら読んでたのは皮肉。

    投稿日:2021.03.04

  • いつじ

    いつじ

    最も劣悪な世代論の部類。
    推論を根拠に推論しており、それゆえ普遍性を獲得し損ない、せいぜい20年弱しか年月が経ていないのに、すでに現代に通用しないものとなっている。
    人生でも5本の指に入る悪書。このようなものを読むなら、『ぐりとぐら』でも買って読んだ方がよほど有意義。続きを読む

    投稿日:2020.02.17

  • tatsu1213

    tatsu1213

    このレビューはネタバレを含みます

    ・社会的迷惑行為
    自分に直接関係のない人間を軽くみているという心性の表れ
    ・仮想的有能感-自己防衛的機制
    下方比較
    ・真の自己肯定感
    周りの人間からの承認され賞賛される経験から
    ・社会化、自尊感性強化、コミュニケーション

    自分がそうでないかをしっかり見つめる必要がある。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2019.07.13

  • quazism

    quazism

    アマゾンの書評にもあるが、全体通してどうにも理論の裏づけが甘い。
    最後まで「最近の若者は・・・」的な考えで通している。
    一部で起こったニュースを取り上げて、今の若者の傾向を断定してしまうというのは危険
    著者の考えが偏りすぎではないか?
    人には薦められない本だと思う。
    続きを読む

    投稿日:2018.12.26

  • AtoooooC

    AtoooooC

    本書は、教育心理学を専門とする名古屋大学大学院教育発達研究科の現職教授の速水敏彦先生が、若者の他人を無視したような言動と感情の関係について考察し人間理解につなげることを目的として著した解説書であり、タイトルと表紙の口絵の軽さとは裏腹に深い内容かつおじさん世代には「たしかに!」と共感できる部分が多くかなりオススメ。

    筆者の考察を要約すると、若者の他人を無視したような言動は、「仮想的有能感」すなわち根拠なき自己肯定に起因するものであり、日本文化の特徴でもある「悲しみの文化」の衰退が招いた社会現象であろうというものだ。仮想的有能感と悲しみの文化とは何か、簡単におさらいしておきたい。

    【仮想的有能感】Positive illusion=根拠なき自己肯定
     国際社会に通用する日本人の育成を目的とした教育システムのなかでは「アウトサイド・イン」(大人社会の価値基準に従って自己形成すること)による生き方から「インサイド・アウト」(自分の価値基準に従って自己形成すること)による生き方に比重がシフトしつつある。しかしながら、比較対象のない自己基準に基づく絶対評価は自己肯定に陥り易く、自己への期待が、一種の防衛機制としての他者軽視に繋がってしまっており、また、人の欠点を先に指摘した勝ちという風潮もそれを後押ししている。優位にある相手に近づくために自身の絶対的価値を向上させることで追いつこうとするポジティブな感情を生む「ジェラシー型嫉妬」ではなく、相手を攻撃し貶め追い落とすことで自身の相対的価値を向上させようとするネガティブな感情を生む「エンビー型嫉妬」を包含することも仮想的有能感の特徴である。

    【悲しみの文化】
     怒りと悲しみは同じネガティブな感情でありながらメカニズムが大きく異なる。人間の強さを象徴する感情である「怒り」は、他者(の言動)が介在する外的反応であり、他者に責任がある場合に見られる。一方、人間の弱さを象徴する感情である「悲しみ」は、他者が介在しない内的反応であり、誰にも落ち度がないときにも生じる。目標の喪失や到達・獲得できないことへの反応である悲しみの感情を抱く経験が、物質が豊かな現代では明らかに減少しており、「別れ」や「葛藤」などの悲しみの感情の風化に長い年月を要するということも少なくなった。個人主義傾向が強まった現代社会では、個人の損得には敏感になった反面、社会や他人の損得には共感できず鈍感になってしまっており、悲しみを即座に怒りの感情へと転化させてしまうケースが多く見られるようになった。そのため、自分の奥深くにある善人の部分に触れる機会は益々減少しているといえる。
    続きを読む

    投稿日:2018.12.22

  • 風みどり

    風みどり

    こういった「昔と比べて今は...」という言説は、どう学術的な装いで誤魔化しても本質的に生産的にはならないようだ。年寄りの暇潰しが限界。

    投稿日:2017.08.31

Loading...

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

本棚の開き方(スマートフォン表示の場合)

画面左上にある「三」ボタンをクリック

サイドメニューが開いたら「(本棚アイコンの絵)」ボタンをクリック

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。