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速水敏彦 / 講談社現代新書 (182件のレビュー)
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総合評価:
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a_ru
このレビューはネタバレを含みます
2006年の本。 今時の若者についてや、他人を見下す・軽視する人が増えたとかについて、社会状況の変化や心理学の観点から、自尊感情と仮想的有能感をキーワードに迫ろうという内容、だと思う。 ちなみに、その「今時の若者」は今30代40代になるのかな? あとがきで筆者も言う通り、仮定・一種の筆者の思い込みとして読む分にはいいと思う。人を見下す心理については参考になった。 ただ、若者に対して否定的・独断的に書いてる感じを受けてしまい、気持ちのいい文章ではなかった。
投稿日:2024.01.04
本の虫
社会学などでもよく扱われるテーマですが、若者に焦点を当てた本書は客観的な分析がなされて、若者の問題点を引き出しています。
投稿日:2023.02.25
pbh23864
最近の若者は…昔は…など、少々お年を召した方の口癖を小難しく語っている。 そして最終的に表題から離れていく。 何ともいえない。
投稿日:2022.09.11
ぱんだ男
著者が述べたいことは分かる。しかし、根拠が不明確。 若者以外にもこのような人はたくさんいる。社会基盤の不安定さが影響していると考えるが、著者は個人の責任に強く帰しすぎている。
投稿日:2022.02.22
やまりょ
仮想的有能感を持つ若者への偏った視点がすごいけどそれを批判することで自身も仮想的有能感に浸っているかもしれないと思いながら読んでたのは皮肉。
投稿日:2021.03.04
いつじ
最も劣悪な世代論の部類。 推論を根拠に推論しており、それゆえ普遍性を獲得し損ない、せいぜい20年弱しか年月が経ていないのに、すでに現代に通用しないものとなっている。 人生でも5本の指に入る悪書。このよ…うなものを読むなら、『ぐりとぐら』でも買って読んだ方がよほど有意義。続きを読む
投稿日:2020.02.17
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