【感想】公爵令嬢の嗜み(1)

梅宮スキ, 澪亜, 双葉はづき / 角川コミックス・エース
(4件のレビュー)

総合評価:

平均 4.3
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  • 断罪イベントの後に

    悪役令嬢に転生してしまった主人公。
    しかも記憶を取り戻したのは断罪イベント後。
    しかし、彼女にだって意地がある!
    貴族や王族の風習といった他ではあまり気に掛けない要素を盛り込みつつ、彼女のその後の奮闘ぶりに引き込まれていきます。続きを読む

    投稿日:2018.11.16

  • 飽きさせない展開と臨場感のある心理描写

    第7巻まで読み終えて、もう一度、最初から読みたくなる物語の展開がよい。
    また、主人公と登場人物の心理描写や推理と考察の内容も、秀悦。
    読みながら感情移入してしまい、最新巻まで一気に読んでしまう。

    ありがちな立身出世の成功物語や英雄物語とは一線を画した、良い作品。
    貴族社会の社交の場や美食、ファッション、美容などの要素も盛り込まれて
    男女ともに楽しめると思う。
    続きを読む

    投稿日:2020.05.25

  • 恐ろしく練り込まれた作品

    所謂「死んで転生したら乙女ゲームの悪役令嬢に」タイプのなろう作品だが、それを忘れさせるほどに作り込まれた秀作。
    悪役令嬢物では恐らく「はめ□ら」が最も有名だが、あちらがギャグ・コメディを押し出しているのに対し、こちらは王族・領地問題・派閥戦争等をガッツリ描いた“ガチ”の貴族社会物。ギャグやコメディ要素なんて皆無。
    原作者の王族・貴族社会に対する知識が豊富で、それらを物語としてきっちり、かつ面白く描いている。それでいて展開・会話・心理描写等も丁寧で読みやすく、漫画として非常に上手く作られた完成度の高い作品に仕上げられている。物語の緩急や危機的展開の描写も上手で、冗長で中だるみのない構成にしているのもお見事。
    特にストーリーの奥深さは想像以上。ゲームでは悪役令嬢であった主人公は実はいいように利用された存在で、ゲームでの主人公が物語の裏側で暗躍する傾国の少女、このあたりは本当によく考えている。
    作画もとても綺麗で、恐らくなろうのコミカライズ作品ではトップクラス。何故か1巻表紙だけちょっと微妙だが、それ以降は問題無さすぎるクオリティ。キャラクターデザインも良く、各キャラクターを内面外面問わずしっかり個性的かつ魅力的に描いている。
    とにかく非の打ち所がない良作、是非読んでほしい。
    続きを読む

    投稿日:2020.09.30

ブクログレビュー

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  • おるは

    おるは

    ☆3.0
    8巻まで読んだ。まだ未完結。

    悪役令嬢転生モノで、断罪イベからスタート。今のところ恋愛要素はほとんどなく、断罪後お父さんから領地を任されてガンガン改革してく。
    特産物を見つけたり税制改革したり、学校作ったりなんだけど、現世知識があるから提案はできるだろうけど、他の人も簡単にいいですね!やりましょう!みたいな感じでポンポン進んで、いまいちリアリティが無い。
    一応、続きは多少気になるのでもう少し見てみようかな。
    と思ってたんだけど、続きが出ないな。どうやら作者さんが病気で休載中らしい。まあ気長に待つか。
    続きを読む

    投稿日:2024.01.25

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