【感想】はじめてのルーヴル

中野京子 / 集英社文芸単行本
(17件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • あお

    あお

    いつも通り中野京子さんの文章は冷静に熱くて面白かった〜
    やっぱりモナリザは観てみたいな。ルーブルで一番売れる絵葉書はモナリザ。

    投稿日:2021.01.17

  • 東雲

    東雲

    選ぶというのは、何とエネルギーを費やす作業か。選択肢が多すぎると、人間はしばしば無気力無感覚に陥りがちです。
     心を癒すため美術館を訪れれば……そこもまた、作品であふれかえっているという次第。
    (P.230)続きを読む

    投稿日:2018.03.02

  • 469MA

    469MA

    この方の本は初めて読みましたが、他の著作も全部読みたくなる面白さでした。

    深い知識をベースにコミカルな文章で伝えてくれてすごく読みやすかった。
    ルーベンス、がんばって描いたんだね(笑)とか、カラバッジョとんだ荒くれものだな!と描いた人物に思いをはせつつ、聖なる絵に自分描いちゃったん!とか、あの有名な王女さまの悲惨な運命とかいろいろ楽しめました。

    モチーフや色使いで聖書中の人物を見分けるようになっているというのも勉強になり、絵を鑑賞するときに注意して見てみようと思えました。
    続きを読む

    投稿日:2016.04.21

  • bigbang234

    bigbang234

    「実際にルーブルをはじめてまわる」という時の実用書としては、『ルーブルはやまわり』に軍杯が上がる。
    しかしいつもながらの小気味よい語り口で、中野氏がこういう美術館ごとの解説書を出してくれたのは素直にありがたい。続きを読む

    投稿日:2015.12.28

  • shimu2

    shimu2

    [至宝、その楽しみ方]モナ・リザ、キリストの埋葬、ナポレオンの戴冠式......。贅を尽くした美術館中の美術館とも言えるルーヴルの代表作を、その成立背景や画家の歩みとともに解説してくれる作品です。絵そのものも収録されているため、美術に関して詳しくない人も手軽に手に取ることができるようになっています。著者は、面白い視点からの西洋絵画に関する著作を多く執筆されている中野京子。


    肩肘張らずに絵画について造詣を深めることができる良作。(自分もそうだったんですが)「西洋美術と言われても何から手をつければいいかわからない」という方は、学校の授業で見たことがあるような作品がたくさん紹介されていることもあり、本作をまず手にとってみるのもアリかと。難しい話や持って回った言い回しがまったくなく、美術に詳しくない人も、そしてもちろん詳しい人も楽しめる作品かと思います。


    教科書的記述が続くのではなく、下記抜粋のように思わず「確かに」と頷きたくなる著者からの指摘がスパイスのように効いているのも本作の魅力の一つ。また、章を繰るごとに「これもルーヴルだったのか」という絵画が非常に多く、改めてルーヴル美術館の凄さに思い至りました。ルーヴルに行く機会がある方や日本でたまに行われるルーヴル展に足を運べる人は、本書でルーヴルを二度満喫できるかと。

    〜芸術を求める者は少なく、心地よさを求める者のほうが(いつの時代も)多い。〜

    美術に関しては特に疎い自分ですが☆5つ
    続きを読む

    投稿日:2015.08.17

  • yuki112

    yuki112

    怖い絵と同じ様に分かりやすく面白かった。絵画が見開き一頁になり、絵画の外の余白に説明があるのも分かりやすく良かった。

    投稿日:2015.04.20

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