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諸田玲子 / 文春文庫 (6件のレビュー)
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あやごぜ
不義の恋の果てに生まれた、「おさい」という女の数奇な運命を綴る、連作短編集。 各話、おさいに関わる人の目線で描かれているのですが、登場するたびに、おさいへの謎が深まるばかり。 おさいに何があったのか…、そして(おさいは)何を考えているのか・・。私も登場人物達と同様に、おさいに翻弄されたような気持になりました。続きを読む
投稿日:2019.01.09
jam2243
諸田玲子氏の本は久しぶり。 キレのある、温かみのある文章。 短編だけどそれぞれに繋がる構成で、楽しい。
投稿日:2015.02.09
minakovsky
☆3.3 旗本の息女 奈美江の不義の子として生まれ、生まれてすぐに養女に出された『おさい』。 そのおさいに関わった人たちの目線で語られるおさいの人生。 幼い頃より美貌に恵まれ、才覚に溢れたおさいだけれ…ど、幸福な女の一生とはとても言い難い。 あくまで第三者目線で描かれ、おさい自身が思いを語ることがほとんどない。 せめて、おさいの晩年をもう少し掘り下げて描いて欲しかった。続きを読む
投稿日:2014.02.02
ロカ★トン
全然話は違えど、三浦しをんさんの「私が語り始めた彼は」を思い出しました。最後まで読むと第三者目線でしか語られない主人公、「おさい」の人生が浮かび上がってきます。
投稿日:2014.01.25
mi-key
小石川の旗本成島家の息女奈美江が嫁入り前に宿した子、おさい。生まれるとすぐに成島家に仕える伊夜と丈吉の子として、屋敷を出されたおさいはその後数奇な運命を辿りつつ、出会った人々の人生を少しずつ、時には大…きく動かしていく。 冒頭の、おさいの養父母となった伊夜と丈吉の物語「かげっぽち」が一番好きで、もっと長く先まで読んでみたかったと思ったが、読み進めるうちにおさい本人のしなやかさ、たおやかさ、いい意味でのしたたかさに心を奪われた。 ところが最初から最後までおさいの心理描写は一切なく、おさいに出会った人々の感想からパズルのようにおさいという女性を作り上げるしかない。うっすらと謎が残ったままだ。それがより一層おさいに惹きつけられる理由かもしれない。続きを読む
投稿日:2012.07.31
yu-ka
「おさい」の人生を、かかわった側の人間から描いた作品。一話一話、それぞれの思いと思惑の交錯にどんどんひきこまれていった。他人から見た「おさい」であって、おさい自身が一人称になることはないので、おさいの…気持ちを推し量るのも興味深かった。続きを読む
投稿日:2011.09.12
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