【感想】神様の裏の顔

藤崎翔 / 角川文庫
(271件のレビュー)

総合評価:

平均 3.7
41
98
106
10
0
  • 正統派叙述トリック…

    文庫化に伴い?かな?
    いつの間にか消えてたので再レビュー
    しますm(__)m
    こういう作品を叙述トリックというのが、
    正しいのでしょうね。
    正統派な「騙し」のテクニックを感じました。
    ドキドキ感は、感じないものの話には
    ドンドンのめり込めます。
    叙述トリックなだけに、感想の書き方次第で、
    未読の方が楽しめなくなるので、多くは
    書けませんがm(__)m
    トリックのためだけに、無理やり話しを
    作った感じはなく、「えぇ!?」を連発できる
    かもしれません【笑】
    トンでもない話しなのに怖さはなく、
    トリッキー?コミカルな部分が多く
    「たまにはこんな本もいいな」とすっかり
    気に入っちゃいました。
    しかしまぁ、ああいうラストとは…。
    万人にお薦めできる本ですね。
    続きを読む

    投稿日:2016.10.27

  • 裏の顔があるのは・・・おまえだっ!

     教育の神様のような先生のお通夜で、係わった人たちが故人を讃える独白で始まります。基本的に「尊敬してました」「素晴らしい人だった」とするものの、ちょっと引っかかる事がちらほらと・・・。そのうち二名がたまたま話をしたことによって、疑惑のラインがつながります。それからは芋づる式で状況証拠のオンパレード。 題名通り、神様には本当に裏の顔があったのか? 状況証拠だけで尊敬していた先生の評価を変えてしまう語り部たちの方がよっぽど裏があるようにも思えますが・・・さて本当の裏の顔はどこにあるのでしょうか? ラスボスをお楽しみに!続きを読む

    投稿日:2017.02.22

  • 予想外の・・・

    神様のように思われている坪井元教師がなくなり、そのお通夜での話です。彼にかかわった人たちが故人を偲んで過去振り返り・・・そこに犯罪の影があることに気が付きます。各々思い出話をし、先生の犯罪と思われる事件を回想していくのですが・・・。読んでいて小気味がいいほど騙され、そして事実が解明され伏線が回収されていきます。そこで終わりではなく、新たな事実が判明し・・・いい意味で裏切られ、面白かったと思える小説でした。新刊で買ったはずなのに、文庫になっていてびっくりしました(笑)続きを読む

    投稿日:2016.12.06

  • 重くならない文体と語り手が次々と変わっていく構成の面白さは素晴らしい

    元教師、誰からも慕われた神様のような男、坪井誠造の通夜での出来事。参列者同士の会話の中から故人には裏の顔があったのでないかという疑惑が浮上する。人間とは温厚すぎることも周囲の人を追い詰めてしまうものなのだ。としみじみ感じた。その対極にある嫌われ者のスパルタ体育教師が所々で不思議と魅力的に見えてくるのも事実。後半の通夜ぶるまいの席での議論は空気に飲まれ二転三転する人間の弱さが丸見え状態。教師であるが故の子育ての難しさも露見する。それでも重くならない文体と語り手が次々と変わっていく構成の面白さは素晴らしい。続きを読む

    投稿日:2017.01.29

  • 神様のようないい人。でも本当は??

    ある教師の葬式の場から物語は始まります。
    そこに集まった同僚や教え子、教師が持っていたアパートに住む住人など、面識のない人たちそれぞれの視点から物語は進行していきます。
    はじめは、その教師「坪井先生」に感謝の気持ちを持ち、葬儀に参列していた面々ですが、それぞれと会話をするうちに、「もしかしてこれは、坪井先生が裏で関与していたのでは?」という疑惑が多数生まれます。

    そして、中盤から関係者全員が集まり、疑惑を集めると、どんどんパズルのピースがはまっていき・・・・。


    という展開で、正直最初から話に引き込まれました。
    坪井先生はいい人なの?悪い人なの?どっちなの?犯人は誰なの?とパズルのピースがはまる気持ちよさと、テンポのよい笑いも相まって、一気に読んでしまいました。
    回想シーンはありますが、ほぼほぼ葬儀の場だけの出来事です。多くの登場人物、そして問題となる事件がありながら、葬儀の場だけで完結させ、そしてそれぞれの関係までパズルのピースとして構成しているのは、本当に見事でした。まんまとやられました。
    ただ、ちょっと長いかなと感じたところと、最後の結末が、好みの問題ですが、私はちょっと、という感じはありますが、エンタテイメントとして、良質のものを読んだなという感じです。
    続きを読む

    投稿日:2017.08.15

  • おおそうきたか

    序盤からおもしろく、横溝正史大賞=ミステリーのイメージで読んだら大違い。でも最期には…

    投稿日:2017.03.28

Loading...

ブクログレビュー

"powered by"

  • のりぞ

    のりぞ

    神とも言われる人格者であった教師が亡くなり、その通夜に集まった関係者たちの回想から物語は始まる。
    関わりのない者たちの回想するそれぞれのエピソードから、神様は実はとんでもない裏の顔を持っていたのではとの疑惑が…
    伏線となるべきエピソードがかなり具体的かつ大げさに描かれているため、これはミスリードなのではと思いながら読みすすめるも、この結末は思いもよらなかった。
    「逆転美人」もそうだったが、元お笑い芸人で、ここまで凝った物語を作れるのなら、もう少し頑張れば芸人として売れたのでは、とも思う。でも、笑いというよりは感心か。
    まあ面白い小説書いてくれるならそれでいいや。
    一つ疑問を挟むならば「横溝正史」を冠する賞にしちゃ軽くないか?というところですかね。
    続きを読む

    投稿日:2024.06.23

  • 新川

    新川

    このレビューはネタバレを含みます

    いい大家さんいい先生に縁があって恵まれているので、え?もしかしてあの人も?と不謹慎ながらに考えてしまう小説だった。結局は神様と言われていた亡くなった教師には罪にはなく、その娘が犯人でしかも多重人格だったというオチでした。読んでいると途中で教師には実は罪はなかったのではないかということが予想できてくるのですが、その後の真犯人判明までは読む手が止まらずでした。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2024.06.20

  • ガッチャマン

    ガッチャマン

    面白かったです。最後までドキドキしながら読みました。話が二転三転して思わぬ結末で満足しました。他の作品も読んでみようと思います。

    投稿日:2024.06.06

  • 104kaw

    104kaw

    読みやすかった!でもう〜んともなった!

    面白かったけど、全てを上手く辻褄合わせできる作者が真の神様やんと思った。なのでモヤモヤする。

    投稿日:2024.05.31

  • えつお

    えつお

    坪井誠造は元教師で、生前多くの人に慕われていた。彼の葬儀に出席しているほぼ全員が泣いている。
    「ここにいるみんなは、心から故人の死を悲しんでいる。そんな風景は今まで見たことがない。きっと故人は素晴らしい人だったのだろう」という、葬儀社のスタッフの心の声が綴られた章からこの物語は始まる。

    坪井は誰からも慕われ、尊敬されていた。読経を聞きながら、それぞれの胸に坪井との思い出が蘇ってくる。
    売れないお笑い芸人のアパートの住人
    近所のおばさん
    スーパーの店長をしている元教え子
    不登校、家出をしたギャル店員
    ゴリラ顔の教師
    年齢も性別も立場も違う5人のエピソードを線でつなぐと、浮かび上がったのは善人の裏にある恐ろしい顔だった。

    いい人が本当は嫌なヤツだったというのはよくある話だから、それで終わるわけはないと思っていたけど、想像していたよりはるかに後味の悪い終わり方だった。だけどそこまで不愉快にならなかったのは、いい意味での軽い文章のせいか。
    続きを読む

    投稿日:2024.05.20

  • まいし

    まいし

    語り手がコロコロと変わっていく手法。
    亡くなった聖人君子が、本当はどんな人だったのか。どんどん皮が剥がれていって、ゾワッとしたり、クスッとしたり、面白かった(^∇^)

    うーわそういうこと?!→なるほど、そういうこと?!→えーそういうこと?!
    て感じ(笑)
    続きを読む

    投稿日:2024.05.20

Loading...

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。