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一ノ瀬俊也 / 講談社現代新書 (18件のレビュー)
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総合評価:
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tokyobay
「丸山真男をひっぱたきたい」に代表される「戦争が社会を公平化する」というテーゼへの反論の書。これは目線をどこに置くかで見方は変わるだろう。大雑把に言えば、ある程度恵まれた人が現代的価値観で過去を見れば…否定したくなるだろうし、そうでなければ肯定するのかもしれない。という価値判断を抜きにして、純粋に歴史史料として読む方が、興味深い内容に思えるような気もする。続きを読む
投稿日:2021.09.23
おかにゃん
このレビューはネタバレを含みます
もっと兵営での生活のことが書いてあるのかな~と思って読んだけど、軍事研究ではなくて歴史研究だったのでちょっとアテが外れたかな。 日中戦争以降の資料からの内容が多いので、あくまで「戦時の兵士の生活」の話が中心。平時の話はあまり書いていない。
投稿日:2018.04.04
中目黒鮫太郎
特定の思想の人々に美化されがちな「皇軍」の実態はどうだったのか、資料を元に検証したもの。現実は学歴差別もあるし、位が低いとメシも食えないし、教育と称してぶん殴られるし、戦地へ行けば偉いやつだけいいもの…食って、死んだって遺骨もまともに扱ってもらえないのである。続きを読む
投稿日:2016.06.19
asita-asatte-siasatte
戦前、まだ階級差の有る時代に、当時の人には軍に入れば平等に扱ってくれるという感覚が有った。そんな旧日本軍の中の平等と不平等を一つのテーマとして資料を元に組織の中での扱われ方を紹介している。
投稿日:2014.03.06
露草
レベル低いなぁ、ページ数のせい? 何が言いたいんだろう。 皇軍が~とか軍が~って、日本人の国民性なんじゃないのってことがたくさんある。 不公平、不公平って。 それは戦時下で特別なことじゃないし、戦…後も特別なことじゃない。 世界を見ても。 ~と思うとか、想像の記述が多いし。 研究ってそういうものなのかなと感じてしまった。続きを読む
投稿日:2013.11.05
shinjif
徴兵制が話題となる昨今。嘗ての日本帝国軍隊の兵士がどういう扱いを受けていたか、どういう資質の兵士だったか。そして、彼らは時代によってどう変わっていたのか。
投稿日:2012.12.05
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