【感想】ちどり亭にようこそ ~京都の小さなお弁当屋さん~

十三湊 / メディアワークス文庫
(38件のレビュー)

総合評価:

平均 3.9
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14
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0
  • 人情愛情ホッコリの飯テロ読本

    毎週のようにお見合いをしては結果ダメになる を繰り返す、うら若き弁当屋の店主 花柚.
    彼女が偶然出会った(拾った)男子大学生が主人公。
    それがきっかけで彼は 仕出し&弁当屋「ちどり亭」で働くことに
    花柚さんがなぜお見合いを繰り返すのか、その理由が・・・

    料理の描写や四季折々の暦と自然の描写が美しく描かれていて、臨場感があってとても良い。
    彼らを取り巻く人間関係も、個性的で惹かれる。
    いいことばかりじゃないけれど、自然を感じながら毎日丁寧な暮らしを心がけている、という風体が感じられて、自分も襟を正される。

    2巻ももちろん読みたい。
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    投稿日:2017.06.19

ブクログレビュー

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  • のん

    のん

    ☆4

    シリーズ第1弾

    京都の姉少路通沿いにこぢんまりと建つ、仕出し弁当屋「ちどり亭」が舞台。
    店主の花柚さんが作るお料理はどれもとっても美味しそうで、読んでいてお腹が空いてきます♡
    お弁当は、家を出た家族が遠く離れたところで食べることを考えて作ったもので、持ち運べる「家庭」だという話や、その他にも心に響く言葉がたくさん出てきました。
    そして私自身も、誰かのために丁寧なお弁当を作ってみたいという気持ちになりました❁⃘*.゚

    次巻も引き続き読み進たいと思います(*´˘`*)
    続きを読む

    投稿日:2024.03.20

  • せ

    お弁当が品があって美味しそう。
    元婚約者さんとはだろうねという展開だった。
    食べることは生きることですから大事ですよね。

    投稿日:2024.03.02

  • Quint

    Quint

    京都のお弁当屋さんのお話。日によって変わるお弁当の内容が一つ一つ書かれていて、少し説明されていて、食欲をそそるし食べてみたい!
    料理を作る時のポイントや良家の昔ながらの礼儀作法というか、料理の意味やお祝いの料理など、しつこくない程度に書かれていて勉強になる。
    人間関係は複雑?ではないけど少し遠回り。でもそんなにムズムズしないのはもったいぶらないからかな?
    お弁当を『持ち運べる家庭』と表現したり、不特定多数のためではなくて誰かが自分のために作るお弁当のありがたみとか大切さを語ったり、お客さん美味しいお弁当を届けるために一生懸命取り組む姿勢がとても素晴らしいと思う。
    続きを読む

    投稿日:2024.02.12

  • ひなみさ

    ひなみさ

    京都のお弁当屋さんで起きる話。
    料理が丁寧で、人を思う気持ちがきれいで、みんなが思い合ってて、とてもステキな温かい気持ちになる一冊でした。

    投稿日:2023.02.17

  • 美優

    美優

    お料理一つ一つ丁寧に作っていてこれを読んでいたら自分もそのように作ってみたいと思いました。お話の内容も暖かくて凄く良かったです。
    ずっと読んでいたい作品です。

    投稿日:2023.02.16

  • 海と青硝子

    海と青硝子

    京都のお弁当屋さんの日常を眺めながら、日本の暦に記される季節の移ろい、料理の勘どころ(それも時間をおいて食べる前提)を学べてしまいます。季節と料理という縦糸に、花柚さんの結婚と彗太の学生生活という横糸が織りなす美味!続きを読む

    投稿日:2022.12.13

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