【感想】愚物語

西尾維新, VOFAN / 講談社
(54件のレビュー)

総合評価:

平均 3.3
3
13
24
3
1
  • 物語シリーズ・オフシーズン第1段

    まず…いつの間にやら西尾維新さんの物語シリーズも電子書籍化されました

    そして、この小説は西尾維新さんが言うように「100パーセント趣味で続いた小説です。」
    化物語の世界観やお気に入りのキャラクターがいる方は読んでも良いでしょう。
    そうじゃな方にはきつい…ような気がします

    前作の「続・終物語」で一段落、大団円となったわけですが、上記の理由により
    本作が発売されました

    内容は「老倉 育」、「神原 駿河」、「阿良々木 月火」の短編からなります
    なお、神原の話では、なんとあの人も登場!!(ネタバレになるから言えないけど…)
    ちなみに、阿良々木 暦は出てきません

    物語シリーズが好きであれば是非どうぞ!!
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    投稿日:2016.09.04

ブクログレビュー

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  • むらさきのりす

    むらさきのりす

    このレビューはネタバレを含みます

    老倉育、神原駿河、阿良々木月火(斧乃木余接)の物語。
    育ちゃん、薄々気づいてはいたけれど、けっこうイカれてる。阿良々木くんのこと好きやん。こじらせてる。最近はこじらせ恋愛流行ってるからなんかそういう見方をしたら少しだけ可愛く見えてきた。
    神原と阿良々木くんが喧嘩したのが気になる。そのストーリーも読みたいなぁ。扇ちゃん、もとい扇くんのことだんだん好きになってきた。阿良々木くんにちょっかいかけてる扇ちゃんは好きじゃないけど、神原にちょっかいかける扇くんは好きだなんて、なんだろうやっぱりパートナーってのは大事だよねと思う。
    斧乃木ちゃん可愛い。ひとりでやるほうが楽だけど、完全に月火ちゃんにしてやられてて、人は一人で生きてるわけじゃなくて、だからこそ思ってもみないことが起こってしまって、大変だけどそれのおかげで助かったりもして。
    予想が出来ないから人生は面白いよね。
    個人的になでこの「甘くない世界がうれしい」の言葉がとても胸にギューって来ました。そうなんだよね。向こうにその気がなくても、自然と見た目で判断されて、許されたり少しだけ贔屓されたり、

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    投稿日:2024.03.16

  • Riho

    Riho

    このレビューはネタバレを含みます

    よつぎちゃん好きにはたまらない、月日との掛け合いとぶっ飛んだスケールの話があった。自分でどんどんことを大きくしてく死体人形、アホ可愛くて大好き。笑

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    投稿日:2024.02.06

  • テトラ

    テトラ

    愚物語/西尾維新 #読了 10/8
    老倉、神原、余接による語り
    3人の愚かな少女たちの話
    花物語でも思ったことだが神原が語り部になるとほんとにちゃんと考えてるんだなって思う
    老倉の話が1番強烈だけど、何派?と聞かれた時の阿良々木派は鳥肌級の返しだった続きを読む

    投稿日:2023.10.08

  • mi

    mi

    このレビューはネタバレを含みます

    ・そだちフィアスコ→おいくらさんが転校した先での出来事。・するがボーンヘッドかんばるの部屋で扇ちゃんと喋る。・つきひアンドゥつきひにおののきちゃんの正体がばれそうになる話。

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    投稿日:2022.12.05

  • 僕はやまだ

    僕はやまだ

    5年近く積んでた本を遂に読了。
    語り部老倉、神原、余接。
    物語シリーズはマンネリ感があった会話劇に苦手意識を覚えて今迄本を積んでけど、全3話のバランスが良くかなり不快無く楽しめる1冊。
    個人的に老倉語り部が良過ぎて『俺が好きな西尾維新コレ!コレ〜!!!』となる。
    その後に続く神原×扇の話が、老倉の話を緩和材となるように会話劇がありつつも、不快な会話劇でなく、キャラが生きてるのを感じる。
    神原の語り部は花物語の時も感じたが、暦と絡まないとき意外と色んなこと考えていて慎重であり反省をする性格が『あぁ。語り部になると好き。』と想われる。
    老倉回良過ぎ、神原回いいねぇ、ときての余接回。
    これもかなり良い。
    余接が自分で起こしたハプニングを自分でなんとかしようとする話だが、そこに対して真剣に向き合う姿勢がリアルさと、余接ちゃんらしさみたいなのが出て良い。
    そんな余接ちゃんの茶番の短編で終わるかと思いきや、月火ちゃんについての深い話に絡んで来たのはお見事西尾維新場面。
    暗い話を明るい話に包むやり方は西尾維新さん得意っすねえ〜〜と思わざるを得ない3話目であり、全体を通してもそういう構成になっており、天晴れ"愚物語"と。

    なりけり。



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    投稿日:2022.09.29

  • いろは

    いろは

    愚かな3人の少女、老倉育、神原駿河、阿良々木月火の物語集、第零話集。

    オフシーズンなので各キャラに焦点が当てられていて、各キャラのファンにはたまらないと思う。

    特に第1話は老倉育の転校先での話だったけど、老倉育の心情文が多くを占めていて読んでて面白かった。第2話で扇ちゃんが陰湿過ぎて規制が入る〜的なこと言ってたのも分かる笑 老倉らしい。

    表紙が斧乃木ちゃんなのは、愚かな少女に1番振り回されて可哀想だからとあとがきにあったけど、斧乃木ちゃんも普通に愚かな童女だった笑 西尾維新らしいね。



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    投稿日:2022.04.10

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