【感想】光の巫女を抱く夜

香月せりか, 前田珠子, 由利子 / 集英社コバルト文庫
(2件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • 永杜

    永杜

    二人で踊ると、不思議な石を生み出す事ができる巫女。
    主人公は数年前にそれに選ばれ、今日も命を削る。

    生み出すのが主人公達の命というなら
    どれだけの犠牲のもとに、暮らしているのか。
    それが普通だと認識しているなら、恐ろしい国です。
    とはいえ、どこにでも生贄の話は転がっているので
    そんなものなのかも知れませんが。

    管理している家の長の不遜さ。
    見つけてしまったものに対する状況。
    これの落ちには驚きましたが、ごく普通に事件は
    闇に葬られました、という状況。
    もしや濡れ衣、とか二転三転するのかと期待したのですが
    そのままさくさくと進んで終了。
    メインは恋愛ですから、そうなるでしょうが
    もうちょっと…何か欲しかったです。
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    投稿日:2019.02.07

  • 本読み隊

    本読み隊

    コバルト40周年を記念して企画されたもの。前田珠子先生原案の世界観、キャラクターあらすじを、ひずき優&香月せりなが小説にするという企画の読み切り。
    二作品とも同じ舞台設定ですが、ヒロインが選ぶヒーローが違っています。作品の雰囲気やストーリーでの意義などもかなり違うので、それぞれ別の作品として楽しむことができました。
    ”ー放つ風”のほうがヒロイン視点が多く、物語の舞台設定も説明が細かいのに対し、”ー抱く夜”のほうは、かなり舞台説明は簡略化され、ヒロインよりはヒーローのハワルアトの内面が多く描かれます。
    己の使命に押しつぶされそうになりながら、彼女と結ばれないことに対するジレンマに苦しむ彼が、切なくて良かった。
    そして、”ー放つ風”のような三角関係の沼を期待したのですが、ありません!!エイシャラムのお友達としての爽やかさが半端ないですっ!!
    こちらも話をぎゅっと詰め込んでいるので、もう少し掘り込んで欲しいと思わなくもないが、サクッと読み切れるので気軽に手に取りやすい文字量です。
    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-5289.html
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    投稿日:2016.10.19

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