【感想】傾物語

西尾維新, VOFAN / 講談社
(193件のレビュー)

総合評価:

平均 3.9
43
75
43
3
1

ブクログレビュー

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  • eirain0320

    eirain0320

    西尾維新の<物語シリーズ>第6作。表紙が八九寺なので八九寺メイン回かと思うが、実は忍メイン回。

    夏休み最終日、宿題を終わらすに絶望的な状況を前に、宿題をする時間を確保するため、忍と昨日へ"時間移動"することとなった暦だが、二人が辿り着いたのは"11年前の5月13日"―――八九寺真宵が母親の家に向かう途中に交通事故に遭い、死して怪異となった日であった。八九寺の"運命"を変えると決意する暦。"運命"を変えたその先に待つものとは―――。

    「暦と忍、時空をかけ"運命"に挑む、二人っきりの物語。」

    これまでのシリーズ作品と同様、キャラ同士の掛け合い◎、テキストのテンポ◎、構成力◎と、レベルの高さに舌を巻いてしまう。また、自分がすっかり八九寺メイン回と勘違いしていた為、展開に対する驚きがマシマシだった気がする。嬉しい誤算(怪我の功名?)。

    忍メイン回&二人っきりということで、暦と忍のじゃれ合いを存分に楽しむことが出来る、忍ファンにっこりな一冊。私的ベストじゃれ合いは、「暦の無自覚べた褒め→忍の照れ隠し吸血鬼ック(「やんっ!」)」(165~166頁)。あとは、吸血鬼ようじょのすべすべあばらが堪r(自主規制)

    勿論、笑いだけでない、シリアスで切ない展開もあり。暦と忍、二人のための素敵なエピソード。
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    投稿日:2023.12.11

  • Rin

    Rin

    このレビューはネタバレを含みます

    タイムトラベルを扱った作品はいくつか読んだことがありますが、パラレルワールドも絡めてきたことには驚きでした。
    相変わらずの、忍野メメの全てを見透かしたような発言が面白かったです。

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    投稿日:2023.02.16

  • 夏目ひつじ

    夏目ひつじ

    阿良々木君が斧乃木ちゃんに、台詞の最後につけていた『僕はキメ顔でそう言った』はどうしたのか尋ねた時の「黙れ」の切り返しがお気に入り。

    投稿日:2022.02.13

  • きったん

    きったん

    真宵の物語、と見せかけて阿良々木くんと忍の大冒険ファンタジー。
    タイムスリップ物としてはよくある世界観の話、、で前半は進むけど、後半の展開とラストシーンは抜群でさすがやなって思いました。と言いながらアニメは10週くらいしていたので、来るぞ!来るぞ!と思いながら読み進めてたけど。。
    なぜアニメ版をそんなに見ていたかと言うと、推しの忍がめちゃくちゃ可愛いからであり、それは原作小説でも同じ、それ以上でした。あー好き。
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    投稿日:2020.03.04

  • fudo

    fudo

    今までの「物語シリーズ」とは少し違った話。
    タイムスリップやタイムパラドックスなどSFというか、ファンタジー色が強かった。
    半分ぐらい読み進めても、「まよいキョンシー」の「キョンシー」が出てこないと思っていたが、後半から怒涛の展開(過去作のうちで1かな?)でとても楽しめた。
    忍ちゃんかわいい
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    投稿日:2020.02.29

  • dora

    dora

    2020.1.5 読了


    八九寺真宵ちゃんの 話!

    ほぼ物語の終わりまで、
    どーすんの?こんな終わりで?
    まだまだページあるけど??てな
    感じだったんだけど、
    後半からの 展開がすごかった!

    れは 絶対 上下巻だな、と思ったら
    そーゆーラストですか、でした。
    見事!




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    投稿日:2020.01.05

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