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三好 康之, 西沢 絵子 / インプレス (3件のレビュー)
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直近で体験したインシデントや、人づてに聞いたプロマネへの不満と同じような事例が取り上げられていたので興味を覚え、一気に引き込まれました。 単なるPMBOK等に関する説明ではなく、それをどう使うかを具…体的に挙げて説明されているので、とてもわかりやすく、実践できそうな気にさせてくれます。 また、過去に実践・体験したことが正しかったのか、間違っていたのか。間違っていたとしたら何故良い結果を得られなかったか。振り返りつつ読んでいると、いくつも腑に落ちる点がありました。 あと、プロマネとして私自身「育成」がほとんどできていなかったこともあって、「育成」に関して書かれた第8章は全てが参考になりました。 ライトな内容で読みやすくて一気読みしてしまいましたが、時間がある時に読み返して見たいと思うほど、私にとって為になる本であると感じました。続きを読む
投稿日:2018.04.05
かず
マネジメントで起きる失敗を事例として紹介し、 どうすればよかったのかをフィードバックする形式で 説明してくれている本。 あまりマネジメントの方法論は書いておらず、 コミュニケーションやチーム作り、組…織作りに フォーカスを当てています。 実際のところ方法論だけで上手くいくことは皆無で、 プロジェクトの成功の大部分はコミュニケーションが 占めていると自分自身も感じているので、勉強になった。 特に組織外のメンバーの巻き込むことの重要性や、 やる気のないメンバーのモチベーションを上げるところは、 自分自身ができていないところと認識してたこともあって、 特に勉強になった。 【勉強になったこと】 ・厚生労働省の労働安全衛生調査によると、日本における メンタルヘルス不調は、全業種平均で10%。 IT業界は28.5%と産業別で最も高い。(平成25年) ・成功したときの手柄は部下に、失敗したときの責任は上司に。 意識しておかないと、意外と逆転してしまう。 ・笑顔のある職場にするための取り組み ①エンゲージメントを高める 個人の目標とプロジェクトの目標が合致するように、 プロジェクトが始まる前、始まったあとも定期的に 面談を行うこと。 ②裁量を与える ある程度のレベルに達成した人には、 良い意味で雑に作業を依頼するのがよい。 取り組むプロセスも考えてもらうようにすること。 ③会話しやすい環境にする 仕事の話以外の雑談を気軽に出来る環境をつくる。 情熱的でモチベーションの高い人ほど、想いを口にする ため、声を出せない職場には止まってくれない。 ④集中できる環境と混在する 集中する時間としない時間のメリハリをつける。 ⑤コンフリクトを解消する メンバー同士が口論になることもありえるので、 その際に制することが出来る、制してもらえる環境を つくること。 これにより、誰かが止めてくれるという安心感が 生まれる。 ⑥声かけをする 声かけしてもらえたほうが、公私関係なく話すように なる。何よりも自分に興味を持ってくれていると 感じてモチベーションが上がる。 ⑦とにかく率先垂範 いろんな取り組みに対してリーダーが積極的に実行する。 取り組みを決めただけでは、なかなか浸透しない。 ・楽しい職場とは、「責任を伴う自由の場」 ・すべての望みに応えるのは時間的にも厳しいし、 逆に疲れてしまう。相手にとって最も重要視している 要望が何かを理解して応えていくようにすること。 ・誰かのためにと思ったときに初めて自分の無力さを知る。 そのときに行動出来る勇気と力を持ち合わせるようにする。 ・交渉力が無い1番の理由は、交渉の訓練をしていないだけ。 ・訓練以外に交渉力を高める方法 心理学を学ぶ 詐欺師のテクニックを学ぶ 客観性のあるデータや理論を示す 法律、規格、慣習に強くなる 倫理観、道徳に強くなる 表現力を身につける ・人脈を広げるためには、自分自身には「会う価値がある」 と思ってもらうことしかない。つまり、今会っている人の レベルが、自分自身の会う価値のレベル。 ・説得には非常に時間がかかるもの。そのためにも、 信頼を勝ち得てしまって口頭で済ませたい。 資料を作って説得するのは時間がもったいない。 ・信頼関係の構築に役立てるための行動例(PMBOK) - 問題解決のため自由で直接的なコミュニケーションを 実施する - 全員に常に情報を通知する - チームの状況を理解するために、チームと直接面談する - 自分が必要とすること、期待することは直接伝える - 間違っている可能性のある情報でも進んで共有する - イノベーションを受け入れ、課題等に対応する - 自分の利害を越えた視野を持つ - 他者への偽りない関心を示し、他者の利害を損なわない ・2013年にPMIが調査にて、プロジェクト費用10億ドル 毎に1.35億ドルの無駄なコストが発生していると出た。 さらには、その56%は効果的でないコミュニケーション である。 ・部下に対してOJTとして取り組むのは間違ってないが、 計画をしてから取り組むことが大切。 プロジェクトを立ち上げた時点で、プロジェクト期間を 通じて、どの能力をどこまで伸ばすのか?を本人と話し 合い合意する。そして、そこに至る過程で"いつ""何をして" "どのレベルまで"スキルを引き上げるのかを具体的に 決めて、計画的に指導すること。 ・フォローの際は、すぐにフォローするのではなく、 ある程度溜めておいてからフォローするのがよい。 フォロー側は積極的にフォローするのではなく、 受け身もしくは決められたタイミングでフォローする といったレベルで十分効果がある。続きを読む
投稿日:2016.12.04
toshifukushima
プロマネ試験の副読本かな。具体的な情報処理のプロジェクトマネジメントの方法ではなく、人間関係をどのようにコントロールするかについて。情報処理に寄っていない分だけ、一般のプロジェクトマネジメントについて…もいいヒントになっていると思う。続きを読む
投稿日:2016.08.13
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