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小口日出彦 / 講談社現代新書 (33件のレビュー)
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総合評価:
パドラッパ
2
これが最新鋭のポピュリズム
下野した自民党がいかにしてネット戦略に取り組み、与党に返り咲き、議席をさらに伸ばしたか。技術論としてもドキュメンタリーとしても面白くはあったのだけど、生活そのものであるはずの政治がご機嫌伺いのイメージ…戦略で構築されていく様子は寒々しい。そして開発された手法は電通に引き継がれたという。勝手にしてくれ…というわけにもいかないのだ。続きを読む
投稿日:2016.10.05
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smatoga
ここまで赤裸々に裏側を明かしてくれるのかというのが正直な感想。あれだけ高齢者が多い(失礼!)政党において、SNSをこれだけ重視して、戦略的にアプローチしていたという事実は恐るべきものがある。 政治とい…うものが、程度差はあっても一つの劇場であることは間違いのないことなのだと思う。舞台の上にたつには演出家による振り付けと、役者自身の鍛錬が必要である。橋本元大阪市長が、政治家時代はどんなに酔っていても、夜中の2時でも横断歩道を青信号になってから渡ったというエピソードを話していたが、まさにそうした意識が求められるのだと、この本を読むとまざまざと感じさせられる。恐ろしい監視社会になったものだ。続きを読む
投稿日:2023.07.15
honnyomimann
自民党が民主党に政権を取られたときから政権奪取を実現するまでの4年間で自民党の広報戦略を参謀さながら陰から支えたよという本 テレビやネット、SNSの情報を人力・システムの両面で総チェックをかけ、報道…やネットの話題を逐次追跡。自民党の広報戦略として深い分析や示唆を与え続ける。 平田、小池、平といったなんとなく見聞きしたことある政治家の方もちらほら。 インプット、プロセス、アウトプットの全肯定にビジネスの特異性・専門性を感じるセクシーさがある。 ・あまりにも泥臭く他では入手できないデータ生成(交代制で担当者をつけてテレビを24時間ウォッチ) ・過去のデータ収集・分析結果の蓄積で醸成された分析パターン ・多忙な政治家のニーズに応える臨機応変さ、意思決定を後押しするエッジの効いた示唆 "ほどんどの不安は、情報的な自分の現在地がわからないことから生じている" "「わからない」ときは、なぜ「わからないのか」と一歩引いて考えてみること。これはメタデータの考え方"続きを読む
投稿日:2023.03.17
永井 健太郎(Kentato Nagai)
野党時代の自民党のメディア分析と戦略を綴った手記。マスメディアの内容分析とインターネットの検索結果などを分析し、政治戦略に繋げた事例を垣間見ることができる。
投稿日:2020.01.22
ぢる。
いやぁ、面白かったなぁ。 あとがきにもあるけど、これはプロジェクトに関わった事自体がとてつもなく面白かったろうなぁ。
投稿日:2019.10.24
maple
政治の世界で、タイトルに相応しい仕事をして来た著者の 回顧録かな。 書いてあることを見ると確かに自民党が野党に下ってから 野党に返り咲くまでの期間に政局においても情報戦略の比重がだいぶ変化したと感じた
投稿日:2019.06.12
orangewind
自民党が野党になった際に、どうやったら自民党が政権与党になれるのか、について情報面から支えた人の話。現代においては、選挙に勝つのは情報戦だという認識はあったけど、思った以上に情報を活用して選挙戦を戦っ…ていたんだな、というのがよく分かって面白かった。この当事のノウハウが未だに使える面もあるだろうし、今現在においては全く使えないノウハウもある気がするし、この手の話は日々進化しているんだろうな、と言うことを考えたりした。続きを読む
投稿日:2019.02.15
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