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高橋由太 / 文春文庫 (6件のレビュー)
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scent
シリーズ四作目でした。 三作目を飛ばしちゃったけど まぁ問題なかったですが 読んでた方が深く味わえたでしょう。 今回は一冊で一つのお話だったので読み応えありました。 まるの親分が今回も大活躍で…した。 人情いや猫情溢れる まるは素敵な化け猫ですね。 続きを読む
投稿日:2021.10.02
ちこ(´・ω・)
「猫は剣客商売」 的確に殺しをしていたのは。 猫がこんな事をと自分の目を疑っただろうが、その後に起きた出来事も今後に繋がると考えると少し怖いような気もするな。 「猫は大忙し」 友のために命をかけ牢屋…破りを。 あれだけ力の差を見せつけられたうえに自分の友がその人物に捕まっていると分かったら、悪行と分かっていてもやってしまうかもしれないな。 「猫は行方不明」 嗅覚の優れた物だからこそ。 偶然居合わせ一緒に居たからこそ一人は地獄へと送る事が出来たが燃え尽きてしまった一人と寺、そして誰も知らぬ子分はどうなるのだろう。 「猫は見落としていた」 本当の黒幕の正体は予想外の。 彼には他人などには分からないほど心に闇を抱え、あそこまでの剣術を習得していれば今で無くともいつの日か闇に染っていただろうな。 「中村様は仕事人」 真剣に見せ掛け抜いた刀。 自分の処罰は当たり前に嫌だろうが、それだけ気を抜いていた証拠でもあるのだから素直に受け入れるべきではないだろうか。続きを読む
投稿日:2019.12.26
advicekiyomidosu
大きなヤクザの親分が、高齢化のため引退を覚悟していたが、、、。名前が欲しい部下が次の支配者にと手を上げる。
投稿日:2019.06.09
root3
このレビューはネタバレを含みます
ど・どうしてこの本が750円?~澤村文吾は南町奉行所で仕事らしい仕事がなく、猫に自分の弁当をくれている。不憫に思った顔役のマサムネが手柄を立てさせようと、化け猫のまるに付き纏う。文吾は深川の町廻りに出て役をしくじった幼馴染みの岸谷静馬と再開し、幕末で剣で身を立てようと出て行った百姓屋で酒を飲み交わす。静馬は浅草の顔役の鶴の伊右衛門の用心棒だった。赤猫の伊三郎は火付けで捕まり、偽金の甚兵衛も死んだ。跡を継がせる者もいなくなり、一家を畳むことを考える伊右衛門であったが、天然理心流の遣い手である手下の勘九郎は承服できない。皆を殺し、顔役に収まるつもりだが…~いきあたりばったりで書いているような気がする。三毛猫が突然、化け猫の本性を顕して一件落着はないだろう!
投稿日:2016.09.15
tuppence
まるも苦労するね~。 文吾ってば、親分猫があんな風にいろいろしてくれてるなんて、思ってもみないんだろうな。 静馬との経緯は、切ない。だって、あんなのって、、、 次は、文吾も自力で手柄をたてられるといい…ね。 それにしても、中村様の破壊力。半端ない(笑)続きを読む
投稿日:2016.07.02
文藝春秋公式
【化け猫が悪を仕置きするシリーズ第4弾】南町奉行所同心、「猫まんじゅう」とのあだ名をもつ文吾は幼馴染の静馬に再会する。静馬には何か秘密があるようで……。
投稿日:2016.06.01
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