【感想】甘々と稲妻（７）

ほのぼのだけじゃないグッとくるストーリー(*´ω｀*)

今巻はクリスマス直前から小学校入学までのストーリーです。

料理を通して家族のふれあいを描いてきたこの作品、いつもほのぼのと読んできましたが、今回は何気ない出来事から一気に深い話題が展開されました。つ…むぎちゃんも小学校入学直前。少しずつ色々なことを子供なりに考えているようです。感慨深いですね。

てんごくとじごくのはなし。確か一時子供に読み聞かせるなどで話題に上がったことがあったかと。最初は何てものを子供に見せるんだろうと思ったりもしましたが、悪いことをしたら地獄に落ちてしまうから極楽に行けるように善いことをしましょうね、という物事の善悪・道徳についての躾の一環だったんですねぇ。
これをきっかけにつむぎちゃんは色々と考えるようになりますが、おとさんもまっすぐ娘に対して向き合う姿が格好いいですね。続きを読む

こんなふうに子育てが出来たらなぁ。

本巻ではつむぎの保育園での最後のクリスマスから卒園、それと番外として夏祭りとすぐる君の妹に会う話、登場人物の性別が逆転したらというIfのお話が入っています。アニメも始まり益々楽しみが増えてきた今日この…ごろですが、原作も勢い（？）は落ちません。
クリスマスには保育園のクリスマス会用に友達のゆうかちゃんと一緒にブッシュドノエルを作ったり、お正月には北海道の母親の実家に栗きんとんを作って行ったり、アニメで天国と地獄といった死んだ後の事について眠れなくなるほど悩んだり、すぐる君の妹をみて赤ちゃんがどうやって出来るか疑問を持ったり、親としても子としても少しずつ成長していく２人を物語を通して一緒に見守っている様な気持ちになります。周りの大人達（親達）もみんな魅力的で自分もいつかこういう風に子供を育てられたらなーと憧れます。
何はともあれ、次巻からは環境も変わって元気に小学校に通う姿が見られると思うと今から楽しみです。続きを読む

日々の成長を感じるつむぎの姿

あぁ、もう小学生になるのかとどこか残念な気持ちも持ちつつも、７巻の最後の卒園式の様子とランドセルを背負って、「いってきます！」の姿に、グッときてしまいました。

いつものようにほのぼのした展開の中にも…、子供の成長と教育を感じさせてくれるピリッとした味付けがされていて、ただの料理レシピ漫画ではないところは流石です。

それにしてもちょい役の小鳥の母親が今巻では妙に艶っぽいw続きを読む