1973年のピンボール

村上春樹 / 講談社文庫
(359件のレビュー)

総合評価:

平均 3.6
60
101
127
28
3
  • デビュー作よりも好きかな

    村上春樹のデビュー2作目。
    という情報を持って、デビュー作の『風の歌を聴け』に続けて読んだ。
    デビュー作に似ていると思ったけど、デビュー作よりも整理されているように感じて、面白かった。
    ただ、二人のエピソードが交互になっていて、接点がないわけではないけど、最終的に交差するわけでもないのは、個人的な好みとしては、すっきりしない。
    全般的に「僕」のエピソードが好きだった。
    4点にしたけど、若干3点寄りかな。
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    投稿日:2017.01.02

ブクログレビュー

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  • ねはん

    ねはん


    これは村上春樹の処女作である、「風の歌を聴け」の第3部作の2部作である。物静かなバーテンダーのジェイと、少し捻くれている鼠と、いつのまにか居座った双子の世話係をする僕の話だ。これは、そうしてピンボールの話でもある。個人的に段々と村上春樹節が良い意味でも悪い意味でも書かれた印象がある。台詞と台詞のウィットに富んだ会話や多彩な自然描写。自然描写については読んでいて胃もたれを起こしそうな感覚ではあったが、第1部、第2部と読んで村上春樹の変化の兆しが伺える。そういう意味ではハルキストの方々にとっては重宝する作品かもしれない。面白いか面白くないかは別の話だ。私はそう捉える。続きを読む

    投稿日:2019.10.14

  • hayabusab

    hayabusab

    雰囲気はあるが、意味は無い小説。
    読み切るのに途方もなく、日にちを費やした。
    誰かに勧めるかと言えば、勧めないだろう。
    鼠のストーリーラインは必要だったのか、とも思う。

    投稿日:2019.09.22

  • taka

    taka

    このレビューはネタバレを含みます

    僕は直子の死から、鼠は孤独から出口を求める。
    僕のストーリーでは、配線盤やピンボールなどメタフォリカルに僕の内面と出来事が結び付けられており読者に解釈が委ねられている。
    鼠はある種、ニヒリズム的思想で崩壊の過程にあるあらゆる進歩や変化に意味を見出せず孤独を感じていたが、新しい街に踏み出す決断をする。
    2人の話がどのようにリンクしているのか、理解しきれなかったので、前作も含めていつか再読したい。

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    投稿日:2019.09.21

  • yamasnowboarder

    yamasnowboarder

    このレビューはネタバレを含みます

    前作「風の歌を聴け」からしばらく月日が流れての”僕”と”鼠”を描いた物語。

    本作では「双子の姉妹と同棲し物事がまあまあうまく進んでいそうな僕」、「孤独を恐れ苦しむ鼠」、「3フリッパーピンボール」等、前作より少し具体的に描写された物事が存在し、その物事が物語となって展開されていく。

    自分の中で思い浮かべる”僕”と”鼠”の時間空間は(前作も同じくですが)かっこよく、ほろ苦く、奇妙ながら幻想的な、なんとも言葉で表せない感じで、それが自分は不思議に結構好きだったりもする。

    ところで、村上春樹の賛否両論要素に「主人公がやたら女にモテる」ってゆうのがあるけど、自分はそこが村上春樹作品の好きなところの一要素だったりと思ったり。冴えないようにみえるけど、なんだかカッコいい感じがするというか。。。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2019.06.06

  • Minoru Ikuta

    Minoru Ikuta

    作中に多く登場するビール。ビールは喉越しだ。口の中で転がしてゆっくりと舌で味わうものではない。そういう事だろう。

    投稿日:2019.06.05

  • 14kuro10circle

    14kuro10circle

    とりとめのない話、出来事の連続でした。
    「僕」と3フリッパーのスペースシップとの会話は独特のファンタジーを感じて印象的でしたが、特に鼠と彼女とのエピソードなど、本を閉じて次に読む頃には前の話の詳細はすっかり忘れてしまうくらいにとりとめのない話ばかりでした。
    そこにどんな意味を見出すのか、文中の言葉を借りると「入口があって出口がある」ただそれだけのことなんでしょうか。

    羊をめぐる、風の歌、ピンボールと三部作を読んで「僕」や「鼠」をうらやましく思ったことが一つあります。

    ジェイズバーの存在です。
    人恋しくなりジェイズバーに行く。「あいつはいるかな」と淡い期待をもってジェイズバーに行く。眠れぬ夜にビール一杯を求めてジェイズバーに行く。そして、それこそとりとめのない話をする。
    三部作を通しで読んで、そういう場所にすごく憧れている自分に気づきました。
    続きを読む

    投稿日:2019.03.29

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