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村上春樹 / 講談社文庫 (459件のレビュー)
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総合評価:
thutomu
1
デビュー作よりも好きかな
村上春樹のデビュー2作目。 という情報を持って、デビュー作の『風の歌を聴け』に続けて読んだ。 デビュー作に似ていると思ったけど、デビュー作よりも整理されているように感じて、面白かった。 ただ、二人のエ…ピソードが交互になっていて、接点がないわけではないけど、最終的に交差するわけでもないのは、個人的な好みとしては、すっきりしない。 全般的に「僕」のエピソードが好きだった。 4点にしたけど、若干3点寄りかな。続きを読む
投稿日:2017.01.02
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あゆぺん
前作の続き、村上春樹2作目。1970年に大学生だった僕と鼠が大学を卒業したあとの、1973年のお話。 象徴的な登場物は配電盤とピンボール。過去のものを捨てているのか、追い求めているのか、イマイチ捉えど…ころがなくて、難しかった。前作に続き、村上春樹の初期シリーズ難しい… 村上春樹あるある、複数人の視点から同時に物語が進む、井戸が好き、登場人物の名前が変、、、とかってこんな初期の作品からずっとなのね…!と発見。 僕と鼠の視点からそれぞれ物語が進むのに、2人が物語内で関わることがないのがモヤっとするけど、その書き方でもっと超大作にしたのがねじまき鳥クロニクルだったんだと気づいた。これは村上春樹の作風が分かってくる前に「最後に誰々と誰々が実はこういう繋がりでした」 っていうどんでん返しを期待しながら読んでしまったらから、拍子抜けした覚えがある笑続きを読む
投稿日:2024.04.15
もち
これまで村上春樹の楽しみ方が分からなくて、 意味を勘ぐったりある程度とまどいながら読んでたんだけど、 なんか良い。なんか良いなあ。と思うようになった。 物語が意図してるところは相変わらずあまり分からな…いけど。 読んだ後、ちょっと浮世離れしてるように感じるというか、いい意味で、目の前の現実が、なんでもないんだけどちょっと面白いなあっていう感覚になるっていうか、 とにかく言語化が難しいんだけど、なんか良かった! 続きを読む
投稿日:2024.04.11
uettee
内容はあんまり入ってこなかったが、当時のなんとなくの情景は浮かんだ。コカコーラ、ジンジャーエールと言った今では当たり前のように売られているのが当時では流行だったんだろうな。ピンボールはやったことないが…、ゲーセンのはしりと言ったとこだろう。シティーポップというジャンルの音楽があるが、まさにその時代の象徴ともいえるだろう。夏がやはりテーマになっているようにみえて、海岸沿いを走るヤシの木なんかがあって、長身の細長のサラサラヘアーみたいな。この時代がエモいとか言われてるみたいだけど、それの代表作みたいな本だった。続きを読む
投稿日:2024.04.10
yumo
不思議な世界観が癖になる。 ピンボールの描写が何とも物悲しいくも愛おしい。 そしてスタン・ゲッツに出逢えたのも大きな収穫。
投稿日:2024.04.09
リカ
やはりむずかしい…でも、比喩からくる情景や感情などはとても伝わる。所々のセリフもかなり良い。読み返すうちに理解が深まりそう。みんなが言うように双子が良い。
投稿日:2024.03.28
Takuma
何度読んでも、『スペースシップ』を見つけ出すまでの過程に、なぜここまでわくわくさせられるのかが、まったく分からない。分からないけれど、必ずそうなる。
投稿日:2024.03.20
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